野生イネ遺伝子の活用によって雑草の生育を抑制する新たな草型のイネ
要約 野生イネ遺伝子を活用して新たに作出したイネは、玄米品質や収量を変えることなく、雑草の生育を抑制する新たな草型(開張型)を有する。本成果は、水稲栽培における除草剤使用量の削減に貢献し、生産者にも環...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
プラウ耕・グレーンドリル播種方式の寒冷地向け水稲乾田直播体系
要約 本方式の乾田直播体系においては、10a当たり労働時間は約6時間であり、直播適性の高い品種(「萌えみのり」など)を用いることで、600kg/10a程度の収量が得られ、60kg当たり費用合計は東北平均の57%まで低減す...
要約 アルファルファペレット、米ぬか、あるいは菜種油粕ペレットの各々20kg/aを普通期栽培の水稲移植3日後に湛水条件で散布すると雑草抑制効果が高く、これらを混合して用いることによりさらに効果が高まる。こ...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 代かき後田面を固め、市販の湛水土中条播機を改造した播種機を用いてV字型の播種溝 を成形し播種を行う直播栽培法を確立した。播種後に一時的に湛水することで種子が軽く覆土される。その結果、種籾に酸素供...
要約 コシヒカリを用いた代かき同時土中点播機利用の湛水土中直播栽培は、表面散播栽培より耐倒伏性が向上し移植並となり、移植に近い収量が得られる。 背景・ねらい 本県の直播栽培面積は平成10年現在110haで漸...
要約 水稲湛水散播栽培において、播種後落水出芽を行うことにより播種後25日間の平均最高気温19度Cの条件下でも70%の苗立ち率確保が可能である。この時期は山形県内陸平坦部で4月25日頃となるが、秋耕や早めの春...
要約 水稲の乳苗移植直後から、落水し潤土状態の水管理を行うことで、苗の活着を向上安定させ、安定多収が得られる。 背景・ねらい 冷温被害の受けやすい高標高地域の水稲栽培は、ポットまたは型枠条播き、あるい...
要約 汎用乗用管理機を利用した水稲湛水直播栽培では、耐倒伏性の高い「岐108号」用い、カルパー粉衣種子を落水直後に播種し、播種後落水管理とすることで苗立が安定し、被覆尿素の全量基肥施肥により移植栽培と...
要約 大区画圃場において、播種時に田面の用排水溝を同時施工して畦上に播種をする作溝同時播種機を開発し、迅速な水管理と安定した苗立ち及び耐倒伏性強化に効果があるM字型潤土直播播種技術を開発した。 背景...