マルチプレックスPCRによるイネウンカ類3種の簡易識別法の開発
要約 4種類のプライマーを同時に用いるマルチプレックスPCR法により、水稲の重要害虫であるイネウンカ類3種を簡易識別する手法である。イネウンカ類1個体につき1回のPCRで、個体の発育ステージを問わず、種の識別...
良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の多収栽培技術
要約 良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の生育目標、栽培管理方法を提示することで、多収と整粒割合70%以上の優れた玄米外観品質を得ることが可能となる。また、両品種の食味や業務用炊飯米とし...
要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
熟性遺伝子E2とE3が温暖地におけるダイズ品種「エンレイ」の収量形成に及ぼす影響
要約 熟性遺伝子E2およびE3の導入により、温暖地(福山)におけるダイズ品種「エンレイ」の生育期間は延長するが、生殖生長期間への作用性は両遺伝子間で異なる。6月中旬播種では収量差は認めら...
イネ縞葉枯病の総合防除技術および防除体系の構築を支援するマニュアル
要約 イネ縞葉枯病を効果的に防除するためには、媒介虫を対象とした薬剤防除、抵抗性品種の利用、圃場管理を産地の特徴に応じて組み合わせることが重要である。技術を取りまとめたイネ縞葉枯病の総合防除マニュア...
化学合成殺虫剤を半減する新たなトマト地上部病害虫防除体系マニュアル
要約 トマト地上部の難防除害虫の防除に有効な天敵資材やその効果を増強する天敵温存植物と天敵誘引装置、さらに害虫忌避剤、侵入防止資材について、特徴と利用法を解説するマニュアルである。これらの技術の組み...
臭わず黄変しないダイコン品種「悠白」、「サラホワイト」の栽培と利用の手引き
要約 臭いや黄変の元となる成分を含まないダイコンF1品種「悠白」と「サラホワイト」について、幅広い利用者向けに品種特性や栽培管理、その加工適性や利用法をわかりやすく解説した手引き書である。 キーワード ...
要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
要約 イネウンカ類の薬剤感受性検定法や飼育法を記載したマニュアルである。和文・英文で記載していることから、日本はもとより飛来源で薬剤抵抗性の程度(感受性の高低)を調べることに活用できる。 キーワード ト...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
要約 発生予察によって推計される病虫害の発生頻度と品種の違い等によって生じる被害強度の強さをマトリックスに組んだリスクマップ上で、被害額と防除コストについての費用便益分析を行うことで、費用対効果に基...
要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
要約 殺虫剤ピメトロジンに対する感受性は、微量局所施用法による次世代幼虫数抑制効果を指標として検定できる。この検定法によってイネウンカ類の半数効果薬量(ED50値)が算出可能になり、イネウンカ類の本殺虫剤...
要約 容量420mlの透明容器の内側壁面にダイズシストセンチュウ感受性ダイズの種子を貼り付けて圃場の土壌を詰めて圃場に埋設し,8週間後に根に着生したシスト数を外側から肉眼で計数する事によってダイズシストセ...
要約 麦類の赤かび病かび毒汚染低減技術の高度化を図るため、都道府県の研究者および専門的な指導者を対象に、科学的根拠に基づいて追加・拡充して改訂した生産工程管理マニュアルである。 キーワード 赤かび病、...
要約 中国でのヒメトビウンカの有効積算温度から第1世代の移出時期を推定し、飛来予測を行う。飛来が予測されると、県単位で利用者に電子メールで通知され、予測図から飛来時期と飛来地域の予測情報が提供される...
要約 飽和水蒸気を熱媒体とする蒸熱処理装置を用いて、イチゴ苗に寄生するうどんこ病、アブラムシ類、ナミハダニを、50°C10分間あるいは52°C5分間の処理で、苗に重大な障害を生じさせずに、病害虫を同時...
冬期のマシン油乳剤散布によるチャ赤焼病の発病助長とその抑制技術
要約 チャトゲコナジラミの基幹防除では、マシン油乳剤の冬期散布が行われるが、冬期に赤焼病初発茶園でマシン油乳剤を散布すると、赤焼病の発病が助長される。マシン油乳剤を散布する3日から7日前に銅水和剤を事...
要約 ブドウ新品種「サンヴェルデ」は、「ダークリッジ」と「センテニアル」を交雑して育成した大粒で食味良好な黄緑色ブドウである。大粒で、噛み切りやすく硬い肉質を持ち、ジベレリン処理により種なし栽培がで...
茨城県の特別栽培農産物認証制度に適合するカンショ病害虫防除体系
要約 カンショの土壌害虫に対するD-D剤(全面処理)と殺虫剤(作条処理)による防除は、カズサホスマイクロカプセル剤(全面土壌混和)による防除に替えることができる。さらに、食葉性ガ類の防除を省略するこ...