水稲品種「イクヒカリ」における食味成分・品質確保のための出穂後の葉色の指標値
要約 水稲「イクヒカリ」で、収量・品質ともに高いのは、出穂後の止葉の葉色(SPAD値)が、出穂後10日頃は36~38程度、出穂後20日頃は33~36程度、出穂後30日頃には29~31程度となった場合である。 キーワード イネ...
要約 日平均気温から10℃を差し引いた値の積算値である有効積算気温(ΣT10)を用いることで、積算気温よりも収穫適期の判定精度が高まる。水稲中生品種では、出穂日から収穫最適日までのΣT10は550日℃である。 キー...
冷害気象下の「コシヒカリ」の移植と直播の作期による気象条件と収量・品質変動
要約 H15年の冷害気象条件下で、晩生品種「コシヒカリ」の作期の違いによる登熟温度(出穂後40日間の平均気温)の変動幅は16~21℃であった。主な低収要因は、籾数及び日射量の低下による千粒重の減少及...
福島県における製パン適性の高い小麦新品種「ゆきちから」の採用
要約 「ゆきちから」は高蛋白で、製パン適性に優れる。耐寒雪性・耐倒伏性が強い良質品種で、適正な施肥管理により、安定した品質・収量が得られる。 キーワード 小麦、ゆきちから、製パン適性、耐寒雪性、耐病性...
要約 小麦品種「あやひかり」は、播種期を11月10~25日、播種量を8kg/10a、施肥量は基肥窒素として8~10kg/10a、2月下旬に窒素2kg/10aを追肥すると、安定した栽培が可能である。 キーワード 小麦、あやひかり...
要約 心白発現率高く、醸造適性の高い酒造好適米水稲「ひとごこち」を育成し、奨励品種に採用した。大粒で醸造適性の高い高品質米の安定生産には、基肥を抑え幼穂長5~10mm期に追肥を行う。 背景・ねらい 本県の...
成果の内容・特徴