要約
コルヒチン処理したえき芽を接ぎ木した個体からの選抜、あるいは珠心胚実生からの選抜により、カンキツ32品種において、四倍体として交雑に利用できる個体が得られ、これらは三倍体...
「ヒリュウ」台「青島温州」の主幹形整枝による軽労働・高品質化
要約 「ヒリュウ」台「青島温州」を主幹形に整枝し、マルチ栽培を組み合わせた新しい栽培システムでは、樹高が約2mに維持されるので収穫労力を省力・軽労働化でき、また、果皮色の紅が濃く、糖度が13度以上の果...
要約 イチゴ炭疽病潜在感染を検出できる石川らの簡易検定法を、輪ゴム、ティッシュ、ビニール袋という 手に入りやすい道具を利用する方法に改良しても検出が可能である。 キーワード イチゴ、炭疽病、簡易検定法 ...
要約 ユズに発生するカンキツ幹腐病の主要感染時期は、6~7月である。防除薬剤は発芽前は銅水和剤、 石灰硫黄合剤、生育期は有機銅水和剤、マンゼブ水和剤が高い防除効果がある。5月下旬、6月下旬、 7月中旬...
鉢物と庭木に向く観賞用のカンキツ新品種候補「ミニマートル1号」
要約 カンキツ新品種候補「ミニマートル1号」は、「クサイライム」に「マートルリーフオレンジ」を交雑して育成したカンキツである。わい性で葉、花、果実が極めて小さい。着花量が多く、果実は2年程度樹に着...
ウンシュウミカンの育苗と運搬作業の軽労化のための軽量培地利用法
要約 粉砕もみ殻と樹皮堆肥の混合培地は、慣行のマサ土と樹皮堆肥の混合培地に比べて重量が55%軽いので運搬作業時間を30%短縮でき、労働負担も軽減できる。なお、培地の資材費は同等でウンシュウミカン2年生苗...
ハウス高うね栽培における「ヒリュウ」台カンキツ品種の生育および収量
要約 カンキツのハウス高うね栽培で「ヒリュウ」を台木にすると、春枝の節間長が短くなり、葉も小型化し、わい性の特徴を示す。「今村温州」や「清見」では生育の抑制程度が強く、樹冠容積当たりの収量が多くなる...