中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 夏秋トマトの養液土耕栽培において、セル成型苗を直接定植し、有機液肥の単用又は30%の混用で窒素40kg/10a施用、225L/株潅水による栽培で、化学肥料の単用と同程度の収量・品質が得られる。 キーワード 養液...
要約 根深ネギの春まき冬どり作型において、連続ペーパーポットCP303を利用した稚苗移植栽培は、育苗期間は40日、畦幅は100cm、植え溝の深さは10~15㎝程度が適当である。 背景・ねらい 近年、根深ネギ産地では、...
野菜栽培管理ビークルによるキャベツの中耕・培土、追肥作業の作業精度と利用可能面積
要約 野菜栽培管理ビークルによるキャベツの中耕・培土、追肥作業では、土壌水分の違いに対する適応性が高く、株元へほぼ均一に培土できる。また、作業能率は15.4a/hで、慣行作業体系と同等の費用となる作業面積...
要約 キャベツ栽培において乗用型野菜移植機を用いると、傾斜10度までは十分に作業可能で、労働時間は慣行の1/10に省力化でき、作業負担も軽減される。また、本機の年間作業可能面積は21~33haで、利用規模の下限...
大果系キュウリ品種「Nevada」、「KU-369」の特性と省力効果
要約 大果系キュウリ品種「Nevada」、「KU-369」は、本県の主要品種より収量が多く、主要品種に近い歯切れ感を持つ。これらの品種を利用すると、収穫果数が約半分であるために、収穫・調製・出荷作業の省力化が図...
要約 新開発マルチフィルム回収機は、野菜栽培跡地の使用済マルチフィルム回収をオペレーター1人で出来、回収作業中のフィルム切れはなく、労働時間が人力回収の25~40%に短縮され実用性が高い。 背景・ねらい だ...
要約 秋冬ハクサイの施肥は、肥効調節型肥料の全量基肥施用により慣行分施法と同等かやや優れた収量が得られる。この施肥法は、追肥労力を軽減するとともに、施肥窒素の20%も可能であり、かつ、窒素利用効率が高...
要約 施設野菜(キュウリ・トマト)栽培における選別作業改善の効果について、小型選果機および周辺機材等の導入による省力効果と労働負担軽減効果が大きいことが明らかになった。 背景・ねらい 施設野菜栽培農家で...