「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
極強稈・多収の極晩生飼料用水稲新品種「タチアオバ」(旧系統名「西海飼253号」)
要約 水稲「タチアオバ」は、耐倒伏性が極めて強く,地上部全重が極多収でホールクロップサイレージ用に適した極晩生種で,極長稈で主食用水稲品種との草姿による識別が容易である。 キーワード 飼料イネ、ホール...
要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 水稲「関東188号」は、「ヒノヒカリ」と「稲系517(アケノホシ/月の光)」の交配から育成せれた、直播栽培向きの田収系統である。出穂期は「朝の光」並の中生に属し、やや短稈・穂重型の草型で、密播条件と...
要約 水稲「関東188号」は,「ヒノヒカリ」と「稲系517(アケノホシ/月の光)」の交配から育成された,直播栽培向きの多収系統である。出穂期は「朝の光」並の中生に属し,やや短稈・穂重型の草型で,密播条件となる...
要約 水稲新品種「玉系94号」は、「チヨニシキ」と「玉系74号」(後の「ゆめみのり」)の交配から育成された。熟期は育成地では晩生の晩に属する。「コシヒカリ」並の良食味で、安定良質、強稈で耐倒伏性が強く、...
要約 水稲「奥羽344号」は、アミロース含量が9%程度の低アミロース系統で、「トヨニシキ」よりやや早い中生の熟期で、良食味、多収の特徴があり、かつ冷飯の食味も優れる。このため、冷凍米飯等の利用が民間業者...