要約 薬用作物トウキの収穫適期推定プログラムは、メッシュ農業気象データ日平均気温を使用し、下限・上限温度間の生育好適温度日数をパラメータとする根の生育計算を行い、収穫適期を推定する。本州・四国の寒冷...
要約 ホルモン型の除草剤であるクロピラリドが牛ふん堆肥中に残留している場合、トマト栽培における生育障害の原因となることがある。トマト以外でもナス科、マメ科、キク科、セリ科に属する作物はクロピラリドに...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
要約 フランネルフラワーはオーストラリア原産のセリ科の植物で、日本へ自生種が切花として輸入されているものの、鉢花用の矮性種は原産国でも育成されていない。オーストラリアから導入した矮性の系統から、選抜...
イチゴ高設栽培における排液中の硝酸性窒素を除去する装置の特性比較
要約 イチゴ高設栽培10aの排液中の硝酸性窒素を除去するためには、1日の硝酸性窒素排出量を20gとすると、硫黄酸化菌を利用した除去装置は脱窒資材量が105kg以上、セリおよび水田表層土を利用した装置は20m2以...
中南部九州では耕地近隣の林野にもネコブセンチュウ類が広く分布する
要約 熊本県、宮崎県および鹿児島県の耕地近隣の林野にはネコブセンチュウ類が広く分布し、しかも北方系のキタネコブセンチュウが優先的に分布している(検出頻度81.5%)。耕地の優占種であるサツマイモネコブセ...
要約 農業用水路に21種類の水生植物などを植栽し、収穫期まで栽培できた9種類の植物体の窒素をケルダール法により分析した結果、シュロガヤツリ、パピルスが用水中の窒素を多量に吸収していて、これらの植物体は...
要約 アンケート調査によると、県内水田に発生する主要雑草はノビエ、ホタルイ等である。これらの除草剤処理後の残存率は1990年調査と比べて多くの草種で上昇している。除草剤の1回処理や残草放置の増加が雑草の...
要約 薬草センキュウの種いもに関して、着生数の少ない20~30gの中いもを利用する慣行法に加え、着生数の多い10~20gの小いもを効率的に利用しうる技術を確立した。 背景・ねらい 薬草センキュウの種いもに用いら...
第一胃内消化速度の異なる飼料給与時の消化可能な乾物排泄量の比較
要約 泌乳牛は維持の3~4倍もの飼料を摂取するので、第一胃での飼料の滞留時間が短くなって消化率が低下する。しかし、第一胃内消化速度の速い飼料を給与すると、消化速度の遅い飼料に比べて飼料摂取量増加に伴う...
要約 トウキを12月下旬にセルトレイに播種し、施設加温育苗の後、春に定植することにより、慣行の1年間露地育苗して翌春定植したものと同等の根の収量が得られ、育苗期間の短縮、苗の均質化および定植作業の省力...