極晩生ギニアグラス「うーまく」の乾物収量および第一胃内分解性
要約 極晩生ギニアグラス「うーまく」は、ローズグラス「カタンボラ」と比べると、栽培日数が60~90日の間、第一胃内の分解性では同等な数値を示すが、乾物収量が大きく上昇するため、九州地域で夏季に安定的に栽...
畜産や耕種農業からの温暖化ガス等の環境負荷量を試算する支援ツール
要約 対象地域の家畜飼養頭数、輸入飼料量、自給飼料、耕種農業における作物別作付面積等のデータから、LCAを用いて環境負荷量を算出する。自給飼料、ふん尿処理方式、作物等の組合わせに対し、環境負荷量がどの...
キーワード 乳牛、共役リノール酸、乾燥豆腐粕 背景・ねらい 共役リノール酸(CLA)は脂肪を構成する脂肪酸のひとつで、発ガン抑制、血中コレステロール低下作用等の機能性を有することが認められており、反芻家...
要約 とうもろこしサイレージ(CS)の切断長は熟期に関わらず19mmとし、糊熟期では破砕は必要なく、黄熟期、完熟期のローラ間隔は各々5、3mmが適切である。破砕処理CS多給でTDN自給率82%、一乳期8500kgの乳量が得...
ペレニアルライグラス「ポコロ」の導入による草地植生および家畜利用性の改善
要約 ペレニアルライグラス「ポコロ」は、作溝型播種機を用いた簡易更新でも放牧地の植生改善に十分な効果が期待出来る品種であり、導入により放牧草の栄養価や採食性を改善し、サイレージとして利用すると自給飼料...
要約 交雑種(黒毛和種♂×ホルスタイン種♀)の肥育期にイタリアンライグラスストローを給与すると、血中ビタミンAを低下させることができ、肉質への影響も少ない。そのため、やや歩留まりが悪くなるが、稲わらの代...
イタリアンライグラスの混播・多回刈利用における飼料成分の含量と収量
要約 イタリアンライグラスの「シワスアオバ」と「アキアオバ」の混播・多回刈利用では、同じ出穂期刈でも番草により飼料成分含量が異なる。TDN収量は2番草が高く、4回刈利用で約1,200kg/10aのTDN収量が見込まれ...
長崎県に適した飼料イネ専用品種「ホシアオバ」および「クサノホシ」
要約 「ホシアオバ」および「クサノホシ」は倒伏がみられず、乾田直播栽培および移植栽培において乾物収量が他品種よりも高い。黄熟期でサイレージ調製したTDN含量は2品種平均で54.9%であり、黄熟期における子実...
刈り取り時期が異なるイタリアンライグラスサイレージを用いたTMR(混合飼料)給与泌乳牛の乾物摂取量と乳量
要約 刈り取り時期が異なるイタリアンライグラスサイレージを用い、総繊維含量を同水準に設計したTMR(混合飼料)を泌乳牛に給与した場合、出穂期刈りは開花期刈りに比べて乾物摂取量が約1割増加し、乳量は乳成分...
要約 稲発酵粗飼料の採食性は良好で、総繊維(OCW)の消化は劣るものの、尿素処理することにより消化性は改善される。また、モミの排せつ割合は肥育牛に比べ低く、消化試験の結果から、稲発酵粗飼料のみの給与...
要約 放牧時推奨草丈における単播放牧草の季節別飼料成分を調査し、その値からマメ科乾物割合別のイネ科草種別(チモシー、メドウフェスク、ペレニアルライグラス、オーチャードグラス)シロクローバ混播放牧草の...
要約 多肥栽培では、稲発酵粗飼料(飼料イネWCS)中の粗蛋白質含量と、総繊維に占める高消化性繊維の割合が増加し、乳牛の第一胃内での繊維の有効分解度は大きくなる。 背景・ねらい 水田の高度利用と転換田を活...
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正比例の関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
粗蛋白質含量に基づくアルファルファの分解性・溶解性蛋白質とミネラルの評価
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正の相関関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
第一胃内消化速度の異なる飼料給与時の消化可能な乾物排泄量の比較
要約 泌乳牛は維持の3~4倍もの飼料を摂取するので、第一胃での飼料の滞留時間が短くなって消化率が低下する。しかし、第一胃内消化速度の速い飼料を給与すると、消化速度の遅い飼料に比べて飼料摂取量増加に伴う...
乳牛におけるイタリアンライグラスサイレージの自由採食量の推定
要約 刈り取り時期の異なる4種のイタリアンライグラスサイレージでの乳牛による乾物摂取量(DMI)を測定した。その結果,DMIは繊維の消化率,消化速度を表現する酸性デタージェントリグニン,酵素分析法によ...
要約 乳牛におけるチモシー乾草の自由採食量は、酵素分析法の低消化性繊維、高消化性繊維、細胞内容物、および酸性デタージェントリグニンと高い相関を持つことから、これらの成分含量から推定が可能である。 背...