要約 ジャガイモシロシストセンチュウ発生圃場において、くん蒸剤(1,3-ジクロロプロペン油剤)処理を2回、捕獲作物(トマト野生種「ポテモン」)栽培を1回実施することにより、線虫密度を検出限界以下にできる。 キ...
要約 従来の「カレンダー防除」に代わる土壌病害対策として、病害発生のしやすさの診断と評価および対策を支援するためのマニュアル、「土壌の病害の発生ポテンシャルの評価に基づく土壌病害管理(ヘソディム)」...
くん蒸処理が畑の土壌線虫の種数および密度に及ぼす影響と回復の内容
要約 クロルピクリン,D-D,臭化メチルによる土壌くん蒸処理後,約12ヵ月で土壌線虫の密度は処理前の水準に回復するが,種数は回復しない。くん蒸処理後は土壌線虫の群集構造が変化し,微生物食性で増殖率が高...
輪作およびヘアリーベッチのライブマルチを利用したカボチャ立枯病の耕種的防除
要約 カボチャ栽培においてトウモロコシやダイズ(エダマメ)を導入した輪作およびマメ科牧草の一種、ヘアリーベッチのライブマルチとして利用するとカボチャ立枯病発病抑制効果が得られる。 キーワード カボチャ...
ピートモス成型ポット移植によるトウガラシマイルドモットルウイルスの土壌伝染防止
要約 根が直接ウイルス汚染土へ触れないように、ピーマン苗をピートモス成型ポットごと移植すると、土壌伝染によるモザイク病の発生が抑えられる。 キーワード ピーマン、トウガラシマイルドモットルウイルス、ピ...
要約 ゴウシュウアリタソウの生育適期は7~8月で、高温条件下では出芽後3週間で稔実する。種子には休眠性がなく、適条件下では直ちに発芽、生長する。防除法として土壌処理除草剤や土壌くん蒸剤の防除効果が高い...
対抗植物(ギニアグラス)を導入した輪作体系によるネコブセンチュウ被害回避技術
要約 秋冬ニンジン-春ダイコンの作付け体系の中で、ギニアグラス、秋冬ホウレンソウを導入した輪作体系を組むことで、秋冬ニンジンのサツマイモネコブセンチュウ被害を土壌くん蒸剤を使用した場合とほぼ同等に回...
内生細菌Pseudomonas sp. FPH9601によるトマト根腐萎凋病防除
要約 内生細菌 Pseudomonas sp. FPH9601を培土に混和し、育苗したトマト苗は、トマト根腐萎凋病(Fusarium oxysporum f.sp. radicis-lycopersici )に対して発病抑制効果が認められる。 背景・ねらい トマト栽...
要約 熱水注入による土壌消毒は、土壌中のFusarium 属菌数を減少させ、ホウレンソウ萎凋病に対して高い防除効果が認められ、その効果は3作まで持続する。熱水注入処理後のホウレンソウの生育・収量は良好で、生...
ギニアグラス輪作と麦類混作の組み合わせによるこんにゃく根腐病の発病抑制効果
要約 ギニアグラスとの輪作と麦類の混作を組み合わせることで、コンニャク慣行栽培(オオムギ間作)と比較してコンニャク根腐病の発生を顕著に抑制できる。混作作物としては播性程度IV~Vのコムギ(シラネコムギ...
だいこん栽培におけるキタネグサレセンチュウの被害予測と対抗植物の利用技術
成果の内容・特徴