青く変色しやすいダイコン品種の判別法と青色色素前駆物質の解明
要約 ダイコン切片に過酸化水素水を塗布することによって、流通中に青く着色しやすいダイコン品種を5分程度で判別できる。除皮した種子を用いても本法の適...
早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...
要約 梅干しの果肉が部分的に硬くなるシコリ果は、果実内に発生した空洞の周辺組織の細胞壁にカロースが 合成し硬化したものであり、果実肥大後期の果肉細胞径の異常肥大により空洞果の発生率が高まり、シコリ果...
非有機リン系アブラムシ防除用殺虫剤の利用による茎葉処理除草剤ベンタゾン薬害の軽減
要約 播種時に施用するアブラムシ殺虫剤をエチルチオメトン剤からチアメトキサム剤に替えると、北海道の主要ダイズ品種でもベンタゾン散布による薬害は低下し、かつ高温・強日射等の薬害発生を助長する条件下にお...
要約 畦表面硬化法は、降雨後の排水が迅速で、出芽率は安定して高い。生育量の多くなる播種期早進化での安定生産を図るには、播種深度を5~8cmとし、播種密度を8.9~13.3株/m2(1株2本立て)にするとことが効果的で...
要約 飼料イネ専用品種の黄熟期収穫物における乾物当たりカリウム含量は、食用米生産より化成肥料や堆肥を多量に施用しても2%を下回る。マグネシウム及びカルシウムとの当量比[K/(Ca+Mg)]も、グラステタニー症の...
要約 飼料イネ専用品種の黄熟期収穫物における乾物当たりカリウム含量は、食用米生産より化成肥料や堆肥を多量に施用しても2%を下回る。マグネシウム及びカルシウムとの当量比[K/(Ca+Mg)]も、グラステタニー症の...
要約 「サチユタカ」は「アキシロメ」と同熟期で、主茎長が短く耐倒伏性に優れる。多収で、裂皮粒が少ない。品質は同程度であるが、蛋白質含有率が高いことから、奨励品種に採用する。 キーワード 大豆、サチユタ...
要約 大豆の刈り遅れによる外観品質の変動は品種間で異なり、スズユタカは成熟期後20日を過ぎると裂皮粒の発生が著しく、タチユタカは成熟期後30日でしわ粒、変質・腐敗粒が増加し、リュウホウは成熟期後20日以降...