要約 倒伏や縞葉枯病・いもち病に強く、良質で良食味の水稲新品種「岐系108号」を育成した。本品種の普及により、生産安定と作期の拡大により低コスト化が図られ、一方で、減農薬により環境に優しく安全な食品の...
要約 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ(Bph-1)及び穂いもちに抵抗性の病害虫複合抵抗性系統「愛知97号」を育成した。熟期は「葵の風」並で育成地の熟期区分では中生で収量性が高く、外観品質、食味...
要約 「あきたこまち」は、良食味、良質なうるち種である。本品種を、登熟期の高温で品質低下が大きい初星に替え奨励品種に採用する。適用地帯は、平たん部・早期栽培地帯である。 背景・ねらい 愛知県の平たん部...
要約 水稲品種の「日本晴」のいもち病抵抗性同質遺伝子系統を育成した。本系統は、6つの異なるいもち病抵抗性遺伝子をもち、生育・収量、品質・食味特性などいもち病抵抗性遺伝子型以外の諸特性は「日本晴」と同...
要約 「ヒメノモチ」は、早生・中稈・偏穂重型水稲糯品種で、耐病性が強く、玄米の“はぜ"が良く、「オトメモチ」に比較して収量性は同程度であるが、米質・食味に優れる。 背景・ねらい 標高700m以上の地帯の糯奨...
要約 水稲「西海209号」は、南海97号/対馬赤米の組合せから育成された赤米粳系統で、晩生、やや短稈、穂発芽性中の特徴がある。赤い色素を生かした酒、菓子や観賞用としての用途が期待できる。 背景・ねら...
要約 バチルス属細菌の培養液から、新規リポプロテインCB-1を精製し、その諸性質を明らかにした。本物質はキチン結合性を有し、植物病原性や木材腐朽性の糸状菌の生育を強力に阻害し、さらに昆虫の脱皮を抑制し...
要約 水稲「関東糯182号」は、中国の紫黒糯の2次選抜によって育成された、インド型の紫黒糯系統である。「ホシユタカ」並みの晩生に属し、糠層にアントシアン色素が集積して、玄米は黒色を呈する。赤飯、赤餅、...
要約 穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法として、通常栽培及び短日処理による出穂促進したイネの穂ばらみ期止葉葉節部に分生胞子懸濁液を付傷接種する止葉葉節接種検定法を開発した。 背景・ねらい イネに最も大...
要約 「南海121号」は、愛知52号/ミネアサヒの組合せから育成された粳系統で、早生、極良食味、強稈、いもち耐病性中、穂発芽難の特徴がある。このため「日本晴」等の早生品種に替わって福岡県と宮崎県で普及が...
要約 水稲「南海121号」は、愛知52号/ミネアサヒの組合せから育成された粳系統で、早生、極良食味、強稈、いもち耐病性中、穂発芽難の特徴がある。このため「日本晴」等の早生品種に替わって、福岡県と宮崎県で普...
コムギ葉面から分離された揮発性抑制物質生産糸状菌による植物病原菌の生育抑制
要約 コムギ葉面から分離された糸状菌(菌株名Kyu-W63)が発生する揮発性物質によってコムギうどんこ病菌、コムギ赤かび病菌、イネいもち病菌、イネ紋枯病菌及びメロンつる割病菌の生育が顕著に抑制された。 背景...
要約 「北陸148号」は多収、良食味、短強稈で耐倒伏性が強い中生の粳系統である。兵庫県では南部の「コシヒカリ」の一部に、三重県では「大空」に替えて、京都府では丹後地域の「コシヒカリ」等の一部に替え...
要約 水稲「関東168号」は「コシヒカリ」のMNU処理突然変異によって育成された、低アミロース系統である。「コシヒカリ」並の早生に属し、アミロース含量・千粒重・収量以外の諸特性は「コシヒカリ」と同一であ...
要約 「北陸148号」は多収、良食味、短強稈で耐倒伏性が強い中生の粳系統である。兵庫県では南部の「コシヒカリ」の一部に、三重県では「大空」に替えて、京都府では丹後地域の「コシヒカリ」等の一部に替え...
要約 「ふ系168号」は寒冷地北部で早生に属する粳種である。耐冷性、いもち病抵抗性が強く、良質で、この熟期としては良食味である。平成7年度より青森県で奨励品種に採用される予定である。 背景・ねらい 寒...
要約 「ふ系167号」は寒冷地北部で極早生に属する粳種である。耐冷性が極強、良質で、この熟期としては良食味である。平成7年度より青森県、群馬県及び長野県で奨励品種に採用される予定である。 背景・ねらい ...
要約 「上育糯417号」は北海道で中生の早に属し、良質・多収かつ耐冷性を具備した糯種である。本系統を普及することにより「はくちょうもち」の作付け偏重を是正し、中生種地帯における道産糯米の品質向上と安...
コムギ葉面から分離された揮発性抑制物質生産糸状菌による植物病原菌の生育抑制
要約 コムギ葉面から分離された糸状菌(菌株名Kyu-W63)が発生する揮発性物質によってコムギうどんこ病菌、コムギ赤かび病菌、イネいもち病菌、イネ紋枯病菌及びメロンつる割病菌の生育が顕著に抑制された。 背景・...
要約 葉・穂いもち病斑から分離したいもち病菌271菌株は8レースに類別された。007の分離頻度が最も高く65%で、次いで001、003、017、005、037、407、015の順であった。1976、1987年と対比した結果、主要レースの...