キュウリ黄化えそ病抵抗性を支配するQTLの同定および選抜マーカー
要約 キュウリ系統27028930が有する黄化えそ病抵抗性には3個のQTLが関与する。うち第3染色体に検出されたQTL近傍のDNAマーカーを用いることで、黄化えそ病抵抗性「きゅうり中間母本農7号」と罹病性品種との交雑後...
要約 「きゅうり中間母本農7号」は、黄化えそ病に対して中程度の抵抗性を有する。黄化えそ病抵抗性には複数の遺伝子が関与し、抵抗性は不完全優性に遺伝する。黄化えそ病抵抗性品種を育成するための素材として利...
要約 RIPA法の磨砕緩衝液組成を変えることにより、キュウリ3種ウイルス(CMV、MYSV、ZYMV)の検出感度が上がるとともに、多重RIPA法により同時検出可能となる。また、着色ラテックス2種の混合により、3種ウイルスの...
キュウリ黄化えそ病中程度抵抗性のキュウリ系統27028930と山胡瓜~1
要約 キュウリ系統27028930および山胡瓜~1は、メロン黄化えそウイルス(MYSV)を病原とするキュウリ黄化えそ病に対して中程度抵抗性を示す。本抵抗性は温度依存型で、ウイルス分離株に特異的である。 キーワード ...
メロン黄化えそウイルスが幼苗期に感染したキュウリは約3割減収する
要約 カボチャ台木キュウリはメロン黄化えそウイルス(MYSV)が幼苗期に感染した場合、初期生育が抑制され、収量は収穫初期から3割程度減少するとともに、果実に退緑斑点等を生じ、商品価値が低下する。 キ...
F(ab')2フラグメントを用いたTAS-ELISA法によるメロン黄化えそウイルスの検出
要約 コーティング抗体にF(ab')2フラグメント、2次抗体にIgG、3次抗体に酵素標識プロテインAを使用したTAS(三重抗体)-ELISA法は、DAS-ELISA法より高感度で、メロン黄化えそウイルスを媒介するミナミキイロアザミ...
露地キュウリ栽培終了期におけるメロン黄化えそウイルス媒介虫の保毒率推移
要約 キュウリ黄化えそ病発生露地栽培圃場では、秋口に株元を切断して強制的に枯死させたほうが、 株を自然枯死させるよりも媒介虫(ミナミキイロアザミウマ)の密度およびメロン黄化えそウイルス(MYSV) 保毒率...
要約 施設ピーマンでは、定植時にアセフェート粒剤を処理し、ミカンキイロアザミウマの密度急増期にスピノサド水和剤、クロルフェナピル水和剤、DDVP乳剤などを散布することで、密度を低く抑え、本種が媒介するト...
要約 トマト黄化えそウイルス(TSWV)によるトマト及びピーマンの黄化えそ病はアザミウマ類(特にミカンキイロアザミウマ)を低密度に保ち、ハウス周辺の雑草除去及びTSWVの感染しやすい野菜,草花を圃場周辺に植...
要約 キュウリ黄化えそ症の病原はメロン黄化えそウイルス(仮称)であり、病名を「黄化えそ病」とする。病原ウイルスのヌクレオカプシドに対して作製した抗体を用いることで、本病の迅速診断が可能である。 背...
要約 メロン黄化えそ病の病原ウイルスはミナミキイロアザミウマにより永続伝搬され、ウリ科植物に強い病原性を持ち、トスポウイルスに属する新しいウイルス(メロン黄化えそウイルス)である。 背景・ねらい 温室...
ELISA法によるトマト黄化えそウイルス保毒アザミウマの検定法
要約 罹病葉上でTSWVを獲得吸汁させたダイズウスイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマから、ELISA法で幼虫、成虫の両者から1頭ごとにTSWVを検出できる。 背景・ねらい 近年、わが国で未...