安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種「CR早生-B1」
要約 「CR早生-B1」はハクサイ由来の抵抗性遺伝子座の導入により育成された安定して強い根こぶ病抵抗性を有するナバナ品種である。既存の在来品種と同等の収量性および食味を持つ。 キーワード ナバナ、アブラナ...
要約 ハクサイの重要病害である黄化病に対し、土壌の発病抑止性などを評価する方法である用量-反応曲線(Dose-response-curve)診断法を開発した。本診断法を活用することで、圃場の黄化病の発生のしやすさをより正...
ハクサイ黄化病の発病抑止土壌に特徴的に見出される発病抑制効果を示す糸状菌
要約 ハクサイ黄化病の発病抑止土壌に特徴的に生息する糸状菌はPCR-DGGE法の微生物群集構造解析により見出される。本糸状菌は黄化病の発病抑制効果を示し、土壌の発病抑止性に関連している可能性がある。 キーワ...
根こぶ病に強い暖地および温暖地向けナタネ品種「CRななしきぶ」
要約 「CRななしきぶ」は暖地および温暖地向けの無エルシン酸品種であり、栽培特性は「ななしきぶ」とほぼ同じである。ハクサイから導入した根こぶ病抵抗性を備えており、根こぶ病発生圃場において強い抵抗性を発...
年明けどりに向く根こぶ病抵抗性ハクサイF1品種「CR寒次郎」
要約 マーカー選抜により2つの根こぶ病抵抗性遺伝子を付与された両親をもつF1品種「CR寒次郎」は、根こぶ病菌病原型グループ1、2、4に抵抗性を有する。「CR寒次郎」は年明けどりの作型に適し、栽培適...
要約 「あきめき」は3つの根こぶ病抵抗性遺伝子を集積したハクサイF1品種で、根こぶ病菌の4つの病原型に抵抗性を有する。播種後約75日で収穫可能な中早生品種であり、草姿は立性で外葉は濃緑色、球内部は鮮やかな...
ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座CRbの詳細遺伝地図および選抜マーカー
要約 根こぶ病病原型グループ3に抵抗性を付与するCRbは、2つのDNAマーカーKB59N07とB1005との間の約140kbのゲノム領域に座乗する。CRb周辺のDNAマーカーを活用することにより、根こぶ病抵抗性...
根こぶ病強度抵抗性のマーカー選抜が可能な「はくさい中間母本農9号」
要約 DNAマーカーにより二つの根こぶ病抵抗性遺伝子(Crr1、Crr2)を選抜した「はくさい中間母本農9号」は、根こぶ病菌系「No.5」に対して安定した抵抗性を示す。選抜マーカーは市販F1品種との識別性...
要約 非病原性キサントモナス属細菌をキャベツに散布するとキャベツ黒腐病の発病が抑制される。同じ非病原性キサントモナス属細菌をハクサイ、ダイズに散布するとハクサイ黒腐病、ダイズ葉焼病の発病が抑制される...
要約 「あきめき」はマーカー選抜と戻し交雑により3つの根こぶ病抵抗性遺伝子を集積したF1品種で、4つのグループの根こぶ病菌すべてに抵抗性を有する。播種後約75日で収穫可能な中早生品種であり、外...
ハクサイ軟腐病を防除する2種Lactobacillus属乳酸菌製剤
要約
発酵食品から分離した2種乳酸菌 Lactobacillus plantarum と “Lactobacillus kyotoensis”(新種)を供して試作した製剤は、ハクサイ軟腐病に対して既存の微生物農薬と同等の防除効...
キャベツ作において肥料施用量を約30%削減できる畝立て同時帯状攪拌施用機
キーワード キャベツ、畝立て、施肥、条攪拌施用、施用量削減、環境保全 背景・ねらい
キャベツ・ハクサイ等土地利用型野菜生産において、生産コストの低減及び環境保全的観点から、化学肥料や化学合成農薬...
ハクサイ根こぶ病対策でのシアゾファミド水和剤セル苗かん注の併用処理効果
要約 ハクサイの根こぶ病対策で、シアゾファミド水和剤のセルトレイ苗かん注処理は、圃場の酸度矯正やフルアジナム粉剤の土壌混和と併用処理すると発病抑制効果を高める。 キーワード ハクサイ根こぶ病、シアゾフ...
要約 ハクサイとシロイヌナズナのシンテニー情報を利用して、ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座の詳細連鎖地図を効率的に作成することができる。開発したマーカーBSA7と抵抗性遺伝子座Crr1 背景・ねらい
アブラ...
要約 「ハクサイ安濃10号」は、長日のみで花芽分化する「つけな中間母本農2号」を育種素材とした極晩抽性ハクサイである。本系統は、既存の晩抽性ハクサイ品種より晩抽性が勝っており、晩抽性育種素材として実...
要約 ハクサイとシロイヌナズナのシンテニー情報を利用して、ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座の詳細連鎖地図を効率的に作成することができる。開発したマーカーBSA7と抵抗性遺伝子座Crr1 は極めて強い連鎖関係に...
キャベツバーティシリウム萎凋病のキタネグサレセンチュウによる発病助長
要約 キャベツバーティシリウム萎凋病の発病は、キタネグサレセンチュウによって助長される。キャベツ定植時の本線虫密度が高いほど発病程度が高まる。本線虫防除は、本病の発病抑制対策として有効である。 キー...
根部エンドファイトのハクサイへの定着率の向上と根こぶ病の防除
要約 根部エンドファイトHeteroconium chaetospiraのハクサイ根への定着率は、0.1%グルコースを含むピートモス培土を用いると、約75%まで向上する。根部エンドファイト処理苗は、圃場で50以上の防除価を示し、さ...
要約 「サチユタカ」は「タマホマレ」に比べ、子実の粗蛋白含有率が高く、大粒で、褐斑粒は発生しやすいが、紫斑粒は少なく、外観品質は同程度である。収量はやや少ないが、倒伏は少なく、最下着莢位置がやや高い...
要約 露地ハクサイを防虫ネットのトンネル被覆で減・無農薬栽培する場合には、作付け前の太陽熱処理、0.6mm程度の細かな目合いのネット、ネットの裾埋めおよびトンネル区画の細分化を組み合わせると有効である。 ...