要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
トルコギキョウにおけるネギアザミウマとえそ輪紋病の発生消長およびIYSV感染植物
要約 アイリスイエロースポットウイルス(IYSV)を媒介するネギアザミウマは3月以降に誘殺が確認され、その後増加傾向で推移する。えそ輪紋病は本種の誘殺数増加に伴って多発する。また、これまでに報告のない作...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
要約 粗飼料・葉菜中β-カロテン含量は、ミキサー抽出-アセトニトリル洗浄-吸光度測定により簡易迅速に推定できる。 背景・ねらい β-カロテンは牛の健康を維持し高品質な畜産物を生産するために重要なプロビタミ...
要約 ヒョウタンゾウムシ類成虫がラッカセイほ場に侵入した場合、プロチオホス粉粒剤の株元散布により防除できる。前年に被害が発生したほ場では、ラッカセイの播種を遅らせて6月上旬まで無作付けで管理すると、...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
要約 微小目合いの防虫網を選定する際に通風性の目安となる空隙率が昇温抑制効果に重要である。目合い0.4mmの防虫網のうち糸の太さが顕著に細く、空隙率が最も高い資材は、通気性が最も優れる。この資材を組み込...
埴壌土および砂壌土での全量基肥溝施肥による秋冬ねぎの効率的施肥法
要約 秋冬ねぎの効率的施肥法として、被覆肥料を利用し全量基肥で植え溝に局所施肥することにより、全量基肥全層施肥よりさらに20~30%減肥できる。適正施肥量は窒素成分で埴壌土で15キロ/10アール、砂壌土で20キ...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
要約 ネギアザミウマによってハウスミカン果実に被害が生じる。被害は未着色果実から着色果で生じ,症状は果皮に白色かすり状の加害痕が生じ,被害が著しい場合は褐変,腐敗する。鹿児島県果樹試験場・病虫研究室 背...
要約 夏秋どり簡易軟白ねぎでは、葉鞘径13~15mm、草丈80~90cm位の時に軟白処理を行うとよい。また,マルチは白黒ダブル、シルバーなど地温を抑制するタイプのものを使用する。定植時の栽植様式は、条間を30cmの...
要約 大豆の不耕起・狭畦栽培での麦稈は、播種精度・苗立数の低下、生育の抑制等に影響する。慣行栽培に比し生育は良く、成熟期はやや遅れるが、収量は同程度以上に確保できる。麦稈処理法は多い場合は搬出がよく...
要約 そばの不耕起・狭畦栽培は、慣行栽培(耕起・中耕培土有)に比し倒伏がやや多いが成熟期の遅れもなく、同程度の収量を得ることが出来る。雑草は播種前の茎葉処理除草剤の散布で防除できる。基肥と窒素追肥に...
要約 リーキの春まき栽培において、定植後から30日程度の不織布じかがけを行うことにより、初期生育が促進され、増収する。また、ネギコガの被害回避が可能になる。 背景・ねらい ニューソフト野菜として消費が伸...
要約 ネギの育苗にペーパーポットを使用することで、収穫期および播種期の幅が広がる。また、定植作業時間も短縮され、省力化が図られる。 背景・ねらい ネギ栽培は、育苗期間が長く除草の作業等、苗床管理が容易...