要約 タバココナジラミ(バイオタイプQ)が媒介するトマト黄化葉巻病を防除するためには、防虫ネット等による媒介虫の施設への侵入防止、発病株の除去と気門封鎖剤等を活用した媒介虫の防除、栽培終了時の蒸し込み...
要約 水生生物に対する農薬の毒性の生物種毎のバラツキや、農薬の河川水中濃度の地域的なバラツキを解析し、農薬による環境リスクの大きさを計算するための確率論的評価手法を確立しました。本研究は効率的なリス...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
水田における稲わらのすきこみと冬期湛水を組み合わせた水系の硝酸性窒素除去技術
要約 硝酸性窒素の除去による水質浄化が必要な地域内の水田において、湛水直前に稲わらをすきこみ、本来は非灌漑期間である冬から初春に湛水状態を保つことにより、農業水系における窒素除去量を安定的かつ効率的...
茶刈機を利用した1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉の収穫法
要約 桑に含まれる血糖値上昇抑制成分1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は、枝条の上位葉で含有量が多いため、茶刈機を使用することにより、効率的にDNJ高含有桑葉を収穫することができる。 キーワード 桑、DNJ、...
要約 大区画ほ場(50a、うね長100m)でのチャの摘採や防除、整枝、中耕等の作業時間は、乗用型の摘採機や防除機、施肥・深耕機等を用いることにより慣行の可搬型摘採機を中心とした体系の34~92%で行える。 キー...
要約 牧ノ原台地周辺の谷間棚田は、強酸性茶園流出水を中和する効果が大きく、流出水中に含まれるアルミニウムを除去する効果も高い。この効果は小規模な漏水過多の棚田でも期待できる。 キーワード 棚田、アルミ...
要約 生桑葉ペーストの原料のための年間新梢収穫技術を開発した。桑園は1.8×0.6m植え付けの根刈り仕立て、地上高50cmで春切りし、萌芽した新梢が50cm以上伸長した段階で、大型バリカン茶摘機で収穫する。年間4回...
要約 雑草生育の休耕田に茶園排水を通年かんがいすると年間の窒素除去量は2377kgha-1で、4~9月には流入窒素の94%、10~3月には58%が除去され、高い窒素除去効果がある。 背景・ねらい 近年、生産調整により休耕...
要約 幼苗の葉柄への接種法によるメロンつる枯病に対する抵抗性の安定的な検定法を確立した。本法により、幅広い抵抗性の品種間差異が認められ、抵抗性素材の検索、抵抗性の系統選抜、遺伝様式の解析が可能にな...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...
要約 ベンケイソウ科花きのカランコエにおいて、アグロバクテリウムによる効率の高い形質転換系を開発した。本転換系は遺伝子のサイレンシング(不活化)現象の解析実験系として有用である。 キーワード カラン...
要約 省力的雑草防除法として考案したトップスプレー法は、改良した野菜用散布機で桑園全面に上部より散布することが可能である。本トップスプレー法を大面積桑園の雑草防除における省力的機械化管理体系に組み入...
要約 新植桑園におけるポリエチレンフィルム被覆の雑草防除と生長促進効果およびポリエチレンフィルムの色による差について明らかにした。 背景・ねらい 植付当年の栽培管理目的は十分な発育と樹形の整理による株...