早晩性の異なる品種を組み合わせた極短穂茎葉型WCS用イネの長期収穫体系
要約 極短穂茎葉型WCS用イネの栽培において、早生品種「つきはやか」を晩生品種「つきすずか」と併用することにより、「つきすずか」単独と比較して、収量および飼料品質を維持しつつ長期間(9月上旬~10月下旬)の...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
収益向上と飼料生産コストの3割低減を可能とする水田作複合経営モデル
要約 たちすずか等の茎葉型WCS用稲の乾田直播と、WCS用トウモロコシの安定多収栽培を基幹部門とする水田作複合経営モデルは、飼料用米中心の慣行営農と比べ、同じ労働力のもとで経営面積拡大と所得増加、飼料増産...
高糖分WCS用稲を微細断し高密度輸送・サイロ調製する収穫体系
要約 高糖分WCS用稲「たちすずか」などを長稈対応微細断収穫機(ワゴンタイプ)で収穫し、ダンプトラックで飼料基地や牧場まで高密度輸送し、バンカーサイロなどで調製する体系により、片道輸送時間20分~30分の近...
要約 水田飼料作経営が、限られた労働力で経営の安定化を実現し、飼料増産を図るには、稲の飼料化のみでは限界があり、デントコーン等の導入が必要である。デントコーンの生産コストは飼料用稲の2分の1以下であり...
WCS用稲をトラックでバラ積み輸送し飼料基地で調製する低コスト作業体系
要約 WCS用稲生産圃場と飼料基地が片道約20分以内であれば、ワゴンタイプ収穫機とトラックによるバラ積み輸送、飼料基地でのロールベール調製を組み合わせる体系の方が、慣行の専用収穫機体系より低コストで稲WCS...
高バイオマス量サトウキビを高能率に収穫できる小型ケーンハーベスター
要約 刈取ったサトウキビをチョッピングカッタで把持しながら掻込み裁断する機構を備える小型ケーンハーベスターである。エタノール原料利用に開発された茎数の多い高バイオマス量サトウキビを精度良く、かつ毎時...
要約 刈り取ったキャベツを機上で作業者が選別・調製して大型コンテナへ収容することのできるキャベツ収穫機である。主に加工・業務用のキャベツを精度良く、2.9a/hの能率で収穫することができ、手作業に比べて10...
収益性と環境影響の関連性を農場レベルで評価できる肉用牛経営計画モデル
要約 肉用牛繁殖経営において、水田の飼料利用による所得と環境影響の評価が可能な営農計画モデルである。各種の水田の飼料利用に対応して、最適な所得と環境影響の関連性を農場レベルで評価できる。 キーワード ...
自脱コンバインとクローラ型ロールベーラを用いた稲WCS予乾収穫体系
要約 自脱コンバインは簡単な部品の付加によって稲をウィンドロー状に刈倒すことができる。ウィンドローをセミクローラトラクタで牽引するクローラ型ロールベーラで拾上げ・梱包することで低コストな稲WCS予乾収...
要約 晩生専用品種を用いて多肥栽培を行い細断型機で収穫を行うと、稲発酵粗飼料の生産コストは慣行体系より約41%低減するが、収益向上には専用品種や細断型機の導入が効果的であり、多肥多収による収益向上には...
耕種及び酪農経営における自走式細断型飼料イネ専用収穫機の導入効果
要約 稲発酵粗飼料の自走式細断型飼料イネ専用収穫機は、収穫ロスが少なく、梱包密度の高い良品質の稲発酵粗飼料を生産して、生産を担う耕種経営と利用する酪農経営の双方の収益を増大させ、両経営で構成される耕...
要約 長野県北佐久郡立科町の調査データから作成した「経営計画モデル」の単体表は、数理計画法により計算すると稲発酵粗飼料の定着に必要な品種構成や栽培方式、収益目標、助成金水準等を試算することができ、生...
野菜用中高平高畦はサツマイモ「コガネセンガン」の栽培に共用できる
要約 サツマイモ「コガネセンガン」の収量およびいも形状は畦幅120cmの野菜用中高平高畦と畦幅90cmのサツマイモ用高畦で変わらない。中高平高畦は野菜作とコガネセンガン作で汎用できる上、コガネセンガン作におい...
要約 稲発酵粗飼料(イネWCS)を収穫圃場周囲で冬季に、電気牧柵を利用して牛の採食行動を制限して給与することにより、残飼は10%程度に抑えられ、イネWCSを牛舎へ運搬給与する場合と比べて経費は約50%削減さ...
手持ちの機械を活用した予乾体系によるミニロール稲発酵粗飼料の生産コスト
要約 小規模な稲作経営と畜産経営の既存の機械を収穫調製に利用することで、少頭数飼養に適したミニロール稲発酵粗飼料を乾物1kg当たり64円のコストで生産でき、助成金により採算を取りながら地域資源の有効活用...
乳酸菌散布装置の自動化による飼料イネ収穫作業時の溶液消費量の節減
要約 飼料イネ専用収穫機に搭載し刈り取りと同時に対象作物に乳酸菌溶液を添加する乳酸菌散布装置は、噴霧量の適正化及び作物体検出センサを含む簡易な自動化回路により、不要な噴霧を抑制できる。自動化による...
要約 飼料イネと飼料用麦類を組み合わせることにより、関東北部でも水田における飼料イネ・飼料用麦類の1年2毛作体系が可能となる。最も多収で省力的な栽培体系は、飼料イネはホシアオバを直播で、飼料用麦類は...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
水稲品種「Taporuri」の2回刈り栽培における最適1回目刈り取り時期と窒素施肥法
要約 水稲品種「Taporuri」は、飼料イネ品種・系統「モーれつ」および「西海飼253号」と比べ、2回刈り栽培適性がある。「Taporuri」の2回刈り栽培では、穂揃期に1回目イネを刈り取り、1回目イネと2回目イネの両方...