越夏性に優れ高品質な牧草の生産が可能なペレニアルライグラス晩生品種「夏ごしペレ」
要約 ペレニアルライグラス「夏ごしペレ」は、越夏性、収量性に優れ、本州以南の寒冷地(東北地域や中部高標高地帯:年平均気温9~12°C)を対象に、放牧や採草用として利用できる。 キーワード 放牧、採草、越夏性、...
いもち病抵抗性で年内安定収穫が可能なイタリアンライグラス極早生品種「Kyushu 1」
要約 イタリアンライグラス「Kyushu 1」は極早生で、いもち病抵抗性が既存の抵抗性品種「さちあおば」より強い。暖地で9月播種した場合の年内草と春1番草の合計乾物収量が「さちあおば」より多い。年内草は高栄養...
早晩性の異なる品種を組み合わせた極短穂茎葉型WCS用イネの長期収穫体系
要約 極短穂茎葉型WCS用イネの栽培において、早生品種「つきはやか」を晩生品種「つきすずか」と併用することにより、「つきすずか」単独と比較して、収量および飼料品質を維持しつつ長期間(9月上旬~10月下旬)の...
飼料生産工程管理システムQAgriSupportと連携するモバイルアプリケーションForegis
要約 経営者や作業責任者がQAgriSupportで策定した作業日程計画に基づき、オペレータの所有するモバイル端末で作業内容・対象圃場の指示をメールで受信し、現場確認、作業実績の報告を行うことができる。QAgriSup...
要約 飼料作物の収穫調製作業において、稼働面積が30~50haのとき汎用型飼料収穫機体系が選択され、費用は32,094~25,522円/10aである。60~110haでは高価だが作業効率の良いフォレージハーベスタと大型トラクタ...
コントラクター向け地図ベース工程管理システム「QAgriSupport」
要約 作業日程計画の登録、作業者への指示、作業日報の登録、作業の進捗管理等、飼料生産における工程管理業務を支援する、コントラクター等飼料生産組織の管理者向け地図ベース工程管理システムである。 キーワ...
迅速密封技術「フレコンラップ法」のコツをわかりやすく解説する技術紹介DVD
要約 「フレコンラップ法」について、新たに取り組んだ小さなサイズのフレコンを用いた実例をはじめ、「フレコンラップ法」に必要な資材、機器、作業のコツ等、「フレコンラップ法」の特徴を含め、動画と絵を用い...
圧雪による凍土の発達は融雪水の表面流出を促し硝酸態窒素の溶脱を抑制する
要約 寒冷な地域では、冬にトラクター等を用いた圧雪により土壌凍結深が圃場全体で均一に深くなる。これにより、融雪水の浸透が抑制されて表面流出し、土壌中の硝酸態窒素の溶脱が抑制され、前作に作土層に残留し...
Lactbacillus diolivoransを含む乳酸菌の添加は予乾ロールベールサイレージの変敗を抑制する
要約 予乾により水分が低下したイタリアンライグラスロールベールサイレージにおいて、カビの発生を抑制する機作をもつ乳酸菌株を含む乳酸菌製剤を調製時に添加することで、貯蔵中のカビの発生が抑制され、飼料利...
圧雪処理(雪踏み)は野良イモ対策と秋まき小麦の収量確保の両立を可能にする
要約 圧雪処理(通称:雪踏み)は、断熱材の役割をする積雪内の空気を除いて土壌凍結を促進し、野良イモを防除できる。少雪時の高頻度の圧雪を避ければ、道東の輪作体系でジャガイモの次作として最多の秋まき小麦圃...
要約 イアコーンは、経営面積62.5haの北海道畑作経営の輪作体系を前提とした営農モデル試算によると、10a当たり利益(償却費差引前)が16.8千円以上の場合に小麦やてんさい、大豆、小豆の一部に替わって9.5ha~24.6...
フレキシブルコンテナに破砕穀実を滞りなく詰めるための破砕物振り分け作業体系
要約 飼料用穀実を破砕する際に、破砕物を振り分ける工程を組み込めば、11t/h程度の破砕能率を継続しながら逐次フレキシブルコンテナ(フレコン)を入れ替えて、「フレコンへの投入」→「満杯フレコンの移動・...
要約 雪割りによる土壌凍結深の制御技術において、凍結する深さを30cm 前後に制御すると、バレイショの越冬を防ぎつつ、畑からの温室効果ガスの放出や肥料成分の流出も抑えられる。 キーワード 土壌凍結深制御、...
要約 無破砕籾米をフレコンもしくはカップ型サイロを用いて一晩浸水することで水分を30%に調整でき、翌日に排水後、フレコンはフレコンラップ法で、カップ型サイロは専用蓋で密閉することでこれまで不可能であっ...
大型破砕機と「フレコンラップ法」による破砕穀実の迅速なサイレージ調製方法
要約 破砕速度7t/h以上の能力を持つ大型破砕機を用いて破砕した穀実を、内袋無しのフレキシブルコンテナに投入し、投入口を結束後、牧草用のラッピングマシンを用いてラッピングすることにより、脱気すること無く...
収益向上と飼料生産コストの3割低減を可能とする水田作複合経営モデル
要約 たちすずか等の茎葉型WCS用稲の乾田直播と、WCS用トウモロコシの安定多収栽培を基幹部門とする水田作複合経営モデルは、飼料用米中心の慣行営農と比べ、同じ労働力のもとで経営面積拡大と所得増加、飼料増産...
要約 「つきことか」は温暖地西部において"極晩"熟期に属する水稲粳種で、極長稈で茎葉乾物収量が極めて高いイネWCS用品種である。晩植でも穂重割合が小さいため、茎葉重割合が高いイネWCSの生産が可能である。 ...
関東地域のトウモロコシ二期作の新たな適地判定指標策定と栽培適地拡大状況
要約 関東地域のサイレージ用トウモロコシの二期作栽培において1作目・2作目ともに全植物体乾物率が30%以上となる新たな適地判定指標を策定するとともに、トウモロコシ二期作の現在の栽培適地拡大状況、並びに今...
ソルガム新品種「涼風」および「峰風」を活用した2つの新たな飼料作物作付体系
要約 ソルガム新品種「涼風」を活用した獣害を軽減しつつ高栄養粗飼料を周年的に生産する年3回刈り栽培、並びにソルガム新品種「峰風」を活用した従来の作付体系との作期分散が可能なトウモロコシ・ソルガム混播2...
放牧方式等を反映した肉用牛繁殖経営の評価モデル構築と経営成果の比較
要約 肉用牛繁殖経営の評価モデルを構築し、放牧方式別の経営成果を比較すると、妊娠牛の季節移動放牧による子牛生産のコスト低減効果は、周年舎飼の10%程...