腟温度測定による分娩開始時期の予測は牛の品種や産歴に関わらず有効と考えられる
要約 牛の品種や産歴によって分娩難易には差があるものの、腟温度測定による分娩予測は約1日前に可能と考えられる。腟温変化パターンも品種、産歴を問わず似ているが、腟温変化率は未経産牛の方が経産牛と比べて...
ドローン空撮画像と画像解析から得たrG植生指標による育種の効率・客観化
要約 ドローンと画像解析法から簡便に取得できる相対緑赤植生指標(rG)法を用いることにより、飼料作物育種の個体選抜圃場や生産力検定条播圃場における草勢および罹病程度を効率的・客観的に評価できる。 キーワ...
搾乳ロボットと飼料生産等の外部化による酪農収益性向上の可能性と条件
要約 ロボット等による搾乳および飼養管理の省力化と飼料生産等の外部化等により、夫婦1世代で経産牛約120頭の飼養と収益性の高い酪農が可能となる。ただし、高泌乳牛飼養となるため収益確保にはICT等を活用した...
要約 TMRセンターを利用すれば、飼料給与労働時間は大幅に減少し、同一規模の北海道平均よりも少なくなる。収益の目安となる乳代-飼料費が北海道平均を上回るためには、個体乳量10,500kg、TMR価格1,100円の場合、...
要約 茎葉型の飼料イネ専用品種タチアオバの茎葉TDNは冬季でも高く、晩植、出穂期追肥、ストリップ放牧により、水田10aあたり180日頭以上の牛の放牧飼養が可能であり、耕種農家の冬季就農機会確保と畜産農家の家...
要約 搾乳ロボットを導入した持続的な経営モデルはアブレストパーラーとの併用方式であり、投資を自己資金で行い、経産牛1頭あたり乳量を10,000kg以上にする必要がある。 キーワード 搾乳ロボット、経済性、経営...
要約 乳用子牛の2ヵ月齢からの育成早期放牧においても、標準発育を示した。血液成分、VFA 濃度の変化から、2ヵ月齢の乳用子牛については、放牧開始後3~4週間程度を馴致期間ととらえ管理することで放牧管理が...
ペレニアルライグラス放牧地における乳牛の数日滞牧型輪換放牧技術
要約 ペレニアルライグラス(PR)放牧地の割当草量を十分確保し、草丈15~20cmで利用すれば滞牧日数を3日程度にしても放牧草採食量に大きな変化はなく植生を維持できる。牧区内の均一利用にはPR割合、草丈、放牧...
体温常時遠隔監視装置を用いた乳牛出産時期の予測及び出産開始通報システムの開発
要約 家畜体温の常時遠隔監視技術と体温変化で出産時刻を予測できるシステムを開発した。出産の約24時間前より体温が低下することを捉え通報するシステムであり、破水等の出産開始も把握できる。飼養者の分娩監視...
乳牛ふん尿の堆肥調製におけるコンテナバッグとエノキタケ廃培地の利用方法
要約 コーンコブを主体としたエノキタケ廃培地を1m3のフレキシブルコンテナバッグ(コンテナバッグ)に貯蔵すると発酵熱で乾燥できる。また、乾燥した廃培地は乳牛ふん尿の水分調整資材に活用でき、コンテナバッ...
細断型ロールベーラで調製・長期貯蔵したトウモロコシサイレージの飼料特性と泌乳効果
要約 細断型ロールベーラで調製したトウモロコシサイレージは、約1年間貯蔵しても発酵品質、各飼料成分消化率および栄養価が良好な状態で保存される。また、給与期間中の乳量の変動が少ない。 キーワード 細断...
要約 飼料イネを「自給粗飼料+購入乾草」と代替させる方式は、安定確保を条件に、20円/kg未満の原物価格であれば経済的に成立しうる。飼料イネ利用による純収益の増分は、飼料イネへの堆肥散布・販売を加えるこ...
農家におけるトウモロコシ細断ロールベールサイレージ利用の評価
要約 トウモロコシの細断ロールベールの取扱性は容易であり、サイロからの取り出し作業が省力化することや、サイレージは嗜好性・品質及び長期保存性に優れること、30~60頭規模の酪農経営にとっては1ロールがほ...
要約 位置、温度、臭気等の情報に基づいて品質管理しながら、昇降機能をもつ撹拌部で指定されたブロックのみを自動的に撹拌、切返しできるロータリ式堆肥撹拌装置。省力、低コストで効率よく高品質な堆肥の一次処...
要約 位置、温度、臭気等の情報に基づいて品質管理しながら、昇降機能をもつ撹拌部で指定されたブロックのみを自動的に撹拌、切返しできるロータリ式堆肥撹拌装置。省力、低コストで効率よく高品質な堆肥の一次処...
要約 つなぎ飼い式牛舎内で、牛乳処理室から各牛の所までを結ぶレールを走行し、自動離脱装置付きの搾乳ユニット2基を2連のミルクタップまで自動搬送して接続し、2頭同時搾乳ができる装置。2頭のユニット離脱...
要約 つなぎ飼い式牛舎内で、牛乳処理室から各牛の所までを結ぶレールを走行し、自動離脱装置付きの搾乳ユニット2基を2連のミルクタップまで自動搬送して接続し、2頭同時搾乳ができる装置。2頭のユニット離脱...
要約 酪農家の1日2回の一般的ほ乳作業を1日1回にすることにより、ほ乳時間の短縮、早期離乳、人工乳摂取の促進、正常な発育の効果を認める。 キーワード 乳用牛、飼育管理、ほ乳、早期離乳、省力、人工乳、代...
要約 搾乳ロボットの詳細な搾乳状況を解析するためのデータベースである。汎用ファイル(テキスト)形式で搾乳ロボットデータをデータベース化し、簡易に長期間にわたる牛群・個体両面でのロボット搾乳状況を解析...
要約 搾乳ロボットは、省力化および規模拡大を目的に導入され、その効果として労働時間の削減が認められたが、所得維持拡大のためには飼養頭数の増加が必要となる。 キーワード 酪農経営、搾乳ロボット、頻回搾乳...