最適な交配組み合わせを見つけゲノム選抜を行う自殖性作物の量的形質の改良方法
要約 シミュレーションで予測した交配後代の形質値に基づいて選定した、形質を大きく改良できる交配組み合わせのみを用いて、ゲノミックセレクションを行う方法である。本法は大豆の子実タンパク質含量など多数の...
要約 BOD(生物化学的酸素要求量)を迅速に測定するBOD監視システムを使用して、多量の電力を消費する浄化槽の曝気を必要最小限に制御する。これにより曝気にかかる消費電力量を最大で約32%削減でき、電気代を肥育...
原料投入の工夫で木材チップ製造の省エネルギー化と低コスト化を達成
要約 木質バイオマスをエネルギーとして利用する際の燃料の1つに木材チップがあります。木材チップは丸太や廃木材から製造されますが、製造工程はできるだけ効率的であることが求められています。そこで、チップ...
要約 水稲作における一定の水位を維持する普通期の水管理において、圃場水管理システムの水位データから算出した減水深は実測値と大きな差はない。算出した減水深から求めた水位維持に必要な用水量は、実際の用水...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
要約 ブロッコリーの慣行的な収穫基準が花蕾径12cmであるところ、栽培期間を延長して20cm程度まで大型化させて収穫することで、頂花蕾収量3t/10a(全国平均約1t/10a)およびフローレット収量2t/10a(全国平均推定0.5...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
塊茎、茎・根、土壌、水試料に対応したジャガイモ黒あし病菌の高感度検出法
要約 ジャガイモ黒あし病菌の半選択培地LEMを用いる増菌培養と、菌種特異的PCRプライマーを用いるマルチプレックスPCRを組み合わせることにより、塊茎、茎・根、土壌、水の各試料から黒あし病菌を高感度に検出で...
要約 八重咲きトルコギキョウの花弁数は生殖成長期初期1週間の日平均気温を下げると増加する。第1段花を指標として時期を限定した低温処理により、高温期においても花弁数が増加したトルコギキョウの省エネルギー...
省力的な採水法による六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定
要約 井戸用採水器の使用により採水時間の短縮を可能にする六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定法である。ポンプを使用しないため調査機材の簡素化・軽量化が可能であり、採水時間の短縮効果に加え、調査者...
要約 木質バイオマス資源作物として注目されるヤナギの収穫量は、農業用マルチ設置と除草を実施することで、寒冷地の北海道において目標値10トン/ha/年を...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
要約 底曳網漁業における経営改善を図る目的で、燃料消費量を抑える操業技術を開発した。航行中の主機関回転数を下げることで、操業等に支障をきたすことなく燃料費の削減が可能となることを示した。また、漁船の...
人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
要約 クヌギ林放牧による原木椎茸と肉牛生産で構成される林畜複合経営は、経営資源の家族労働力と繁殖牛、里山の汎用利用が行われ、単一経営と比べて各部門の作業労働や経費が低減されるため収益性が高く、生産物...
大型破砕機と「フレコンラップ法」による破砕穀実の迅速なサイレージ調製方法
要約 破砕速度7t/h以上の能力を持つ大型破砕機を用いて破砕した穀実を、内袋無しのフレキシブルコンテナに投入し、投入口を結束後、牧草用のラッピングマシンを用いてラッピングすることにより、脱気すること無く...
要約 水分が高く熱効率が悪いことが燃料利用の際の障害になっている切削チップ等の木質チップを、発電廃熱等を利用して静置で通風乾燥する方法である。フレコンを利用した1m3程度の小ロットの乾燥方法...
好気環境でも使用できる初めてのリアルタイムBODバイオセンサー
要約 発電細菌を用いた新規センサーは、BOD(水の汚れを表す指標)をリアルタイムで検出できる。電極上にバイオフィルムを形成させることで曝気槽の様な好気...