要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
サツマイモ品種「べにはるか」の容器苗移植栽培における収量向上といもの小型化
要約 容器苗移植栽培法をサツマイモ品種「べにはるか」に適用すると、親いも肥大は抑制され、挿苗栽培に比べて子いも収量が向上する。面積当たり子いも個数は挿苗栽培と比べて大幅に増加し、50g~200g の子いもの...
夜間遠赤色光照射はニホンナシの枝伸長停止期と花芽形成期を早める
要約 「幸水」に夜間遠赤色光照射処理をすると、夜間無照射および夜間赤色光照射に比較して、花芽形成を抑制する主働遺伝子のTerminal Flower1オルソログの発現が抑制され、枝伸長停止期および花芽形成...
要約 耕うん同時畝立て播種機の大麦・大豆汎用利用による麦後大豆の狭畦多条播栽培、大麦の耕うん同時播種作業およびエアーアシスト水稲条播機による高能率作業を組合せた水田輪作体系では、作業の競合回避、収量...
不耕起播種機を用いて生産コストを40%削減する水稲-麦類-大豆水田輪作体系
要約 不耕起播種機を用いた経営規模60ha程度の大規模営農において、水稲乾田直播、麦類および大豆の組み合わせによる輪作体系では、気象条件による収量の変動はあるものの慣行体系に比べて労働時間を最大で70%短...
要約 中山間地域の集落営農法人において麦・大豆作は主力となる構成員の所得確保に寄与する。麦・大豆作の導入には低コスト化(10%程度)を可能とする新技術の採用を基礎的条件とし、併せて1.5~1.6倍の増収を実...
カキ「伊豆」のへたすき及び果実軟化軽減のための早期摘蕾と適正結果量
要約 カキ「伊豆」は開花2週間前に摘蕾を行うとへたの発育が促進され、へたすきの発生が減少し、果実軟化率も低下する。結果量を葉果比で15~12にすると果重はやや小さくなるが、同じ重量階級の果実ではへたすき...
要約 肥大中のモモ果実から単離した細胞壁の合成・代謝に関与する遺伝子のうち、エクスパンシン(pfPpExp2)がモモ果実の肥大盛期に発現する。 キーワード モモ、果実肥大、細胞壁、エクスパンシン、遺伝子 背景・...
要約 水稲「ひとめぼれ」に対し、肥効調節型肥料を側条一発施肥することにより追肥省略と収量、品質の維持向上が可能である。 背景・ねらい 水稲作は生産コストの低減、担い手の減少と高齢化、消費者ニーズの多様...