プロピレン処理で粉質化させた硬肉モモではα-L-アラビノフラノシダーゼ活性が高い
要約 硬肉モモ品種「おどろき」を高濃度のプロピレンで追熟処理すると粉質化する。その際、α-L-アラビノフラノシダーゼ活性が顕著に増大し、細胞壁多糖類からアラビノース残基が消失することから、このことが肉質...
要約 成熟期のエチレン生成が遺伝的に抑制されており成熟期になっても軟化しない硬肉モモは、エチレン前駆体であるACCを処理することにより、エチレンを生成し果肉硬度を低下させる。また、ACC濃度によりエチレ...
負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した冷温高湿貯蔵庫の開発
要約 透湿膜加湿装置、スイング式負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した貯蔵庫を開発・製品化した。冷温高湿貯蔵により、品質劣化にエチレンが関与する果実や非関与の果実の鮮度を保持できるだけでなく、低...
ショ糖及び殺菌剤を利用したハナモモおよびユキヤナギの促成開花
要約 生け水にショ糖10%を添加して促成開花させたハナモモ切り枝では促成終了後の開花率が向上する。ユキヤナギ切り枝では、8-HQS 200ppm 溶液を用いて促成開花させると吸水量が増加して開花が促進される。 背景...
負イオン、オゾンと冷温高湿庫によるモモ、ブドウ等果実の長期鮮度保持法
要約 負イオン(5×104個/cm3)とオゾン(50ppb)の発生装置を設置した冷温高湿庫(0℃、RH95%)に果実を貯蔵すると、オウトウ「佐藤錦」を1か月、モモ「あかつき」を1か月、ブドウ「巨峰」を3か月、ニホンナシ「幸...
要約 果皮抵抗、気温、相対湿度、風速などから予測した貯蔵果実の蒸散量と果重減少量から果実の貯蔵性、貯蔵環境の評価を行うモデルを開発した。果皮抵抗は果実の貯蔵性に密接に関係する。 背景・ねらい
輸...