甘く多汁で食味が良く着色しやすい中生のリンゴ新品種「錦秋」(きんしゅう)
要約 「錦秋」は甘味が多く食味の優れる中生のリンゴ新品種である。果皮は濃赤色で着色しやすく、多汁で肉質が良い。 キーワード リンゴ新品種、高品質、中生、着色良好 背景・ねらい 中生リンゴの主要品種である...
果皮が着色しやすく日持ちが良い早生のリンゴ新品種「紅みのり」(べにみのり)
要約 「紅みのり」は果皮が着色しやすく食味良好な早生のリンゴ新品種である。安定して結実良好であり、果実の日持ちが良い。 キーワード リンゴ新品種、着色良好、良食味、早生、結実良好 背景・ねらい 地球温暖...
要約 個人携行輸出のためのリンゴ容器を開発する。リンゴが底付きしないサイズのパルプモールドに二酸化炭素吸着剤を同封し、40 μmポリエチレンフィルムでリンゴを脱気包装すると、輸送中のリンゴの回転や損傷...
みつ入りリンゴの嗜好性はエチルエステル類の集積により高くなる
要約 みつ入りリンゴの嗜好性が高くなる現象の要因は、官能評価と香味成分プロファイリングから解析できる。みつ部位の低酸素条件により集積するエチルエステル類はフルーティ、フローラルな香気特性を持ち、嗜好...
要約 1-MCPの品質保持効果は、1-MCPを処理容器内に注入する際の容器内気圧が低いほど同等の処理効果を得るために必要な暴露時間が短い。リンゴでは20kPaで1分、ニホンナシでは10kPaで30分の暴露処理で貯蔵中の品...
要約 リンゴおよびニホンナシをMA包装用段ボール箱に入れ、H貼り、またはI貼りで封かんして1-MCPを処理することにより、果肉軟化や酸含量の低下等が抑制され、高い品質保持効果が得られる。 キーワード 鮮度保持...
リンゴ「ふじ」では収穫後冷蔵することにより1-MCPの処理適期を拡大できる
要約 リンゴ「ふじ」では、収穫後2℃で保管すると収穫後の品質低下が抑制され、収穫22日後に1-MCPを処理しても、収穫翌日処理とほぼ同等の品質保持効果が得られる。 キーワード エチレン、処理時期、鮮度保持剤、...
20℃で貯蔵することによりリンゴ果実の冷蔵における貯蔵性を短期間で評価できる
要約 早生から晩生までのいずれのリンゴ品種でも、20℃貯蔵での果肉硬度および酸含量の変化は、0℃貯蔵よりそれぞれ8.9倍、3.7倍速いことから、20℃貯蔵で果実品質の変化を調査することで、短期間で冷蔵による長...
リンゴ「シナノゴールド」の専用カラーチャートを基準とした適期収穫
要約 「シナノゴールドカラーチャート」の果皮色指数は、リンゴ「シナノゴールド」の果実品質と高い相関があり、熟度の把握に有効である。収穫開始の目安は、標高500m未満の地域で指数3.5以上、500~700mの地域で...
冷温高湿貯蔵により蜜入りりんご(ふじ)は2ヶ月間の貯蔵が可能となる
要約 保存性が劣る蜜入りりんごの長期貯蔵には、冷温高湿貯蔵が有効である。蜜入りふじは収穫後、-1℃(±0.5℃)・98%R.H.条件下において2ヵ月間貯蔵することが可能となり、強制通風冷蔵と比較して酸度低下を抑制...
要約 新規育成酵母FN-7は、リンゴ酸生産量が高くピルビン酸生産量が低い特性を有している。FN-7を使用して清酒製造を行うことにより、酸味に特徴のある清酒を製造することが出来る。 キーワード 清酒、酵母、多酸...
負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した冷温高湿貯蔵庫の開発
要約 透湿膜加湿装置、スイング式負イオン/オゾン混合ガス発生装置を装着した貯蔵庫を開発・製品化した。冷温高湿貯蔵により、品質劣化にエチレンが関与する果実や非関与の果実の鮮度を保持できるだけでなく、低...
要約 雪むろに、西洋ナシ「ラ・フランス」を収穫後入庫することで、冷蔵庫と同様10日程度の予冷処理に利用できる。また内部自然式雪むろでは冷蔵庫と同程度の60日程度の貯蔵に利用でき、その果実は冷蔵庫より外観...
要約 リンゴ早生品種「きおう」は、MA包装(ポリエチレンフィルム内張)段ボール箱を使用した場合、強制通風式貯蔵(2~10℃)で3週間、常温(20℃)で2週間の高鮮度保持が可能である。冷温高湿貯蔵(-1℃/95%R.H...
要約 キトサンで浅漬けの日持ちを延長することができる。漬液の白濁は乳酸菌の増殖によることが多いが,キトサンは増殖抑制効果を示す。その抗菌力はグリシンあるいはエタノールの併用で増強される。 背景・ねらい...
要約 果皮抵抗、気温、相対湿度、風速などから予測した貯蔵果実の蒸散量と果重減少量から果実の貯蔵性、貯蔵環境の評価を行うモデルを開発した。果皮抵抗は果実の貯蔵性に密接に関係する。 背景・ねらい
輸...
要約 リンゴ果実の軟化時にペクチンの側鎖多糖に対して分解活性を持つβ-D-ガラクトピラノシダーゼアイソザイムとα-L-アラビノフラノシダーゼ活性が細胞壁で増大し、それに伴いペクチン側鎖多糖からアラビノースと...
成果の内容・特徴