基幹漁業漁獲物の高鮮度化と高品質な売れる商品づくり技術の開発
要約 海水冷却装置を活用した沖合底びき網漁獲物の高鮮度化の取組を支援。ムシガレイのK値分析結果を活用した鮮度保持により、漁獲物全体の高鮮度化が図られた。平成28年度から、新たな商品規格・基準で立ち上げ...
要約 伸縮性フィルム容器もしくは宙吊り型容器とMA包装資材を併用すると、冷蔵コンテナによる船便でも、イチゴ果実の損傷程度を大幅に低減できる。また、果実の外観や果肉の品質低下を防ぐことができる。 キーワ...
サメ肉の鮮度保持手法および鮮度保持技術による臭気抑制技術の開発
要約 近海延縄漁船が気仙沼に水揚げするヨシキリザメ肉を臭気抑制して正肉加工原料化するための基盤的知見を得ることを目的として水揚げ魚の鮮度と臭気成分を調べた。航海後期漁獲魚は比較的高鮮度であり、アンモ...
キアンコウの出荷前蓄養および活締め処理、 魚体温度管理による鮮度保持技術の開発
要約 キアンコウの鮮度保持技術について検証した。安静蓄養・活締め処理区は苦悶死区と比較して、K値や硬直指数の上昇を約24時間遅延する等の鮮度保持効果が確認された。一方、5℃保存区は0℃保存区と比較して、活...
要約 日本海で漁獲量が急増しているサワラの有効利用技術開発に向けた基礎的な知見とするため、日本海沿岸で漁獲されたサワラの地域、季節、大きさ毎の成分を明らかにし、これらの成分データを取りまとめて日本海...
要約 北海道産の生鮮ヒラメについて、活け締めや保存温度が鮮度へ与える影響を調べ、最適な高鮮度保持技術を開発するとともに、「生鮮水産物鮮度保持マニュアル」を作成し、技術移転を行いました。 背景・ねらい ...
ブドウの輸出に向けた機能性資材及び穂軸給水処理による鮮度保持技術の開発
要約 ブドウ「巨峰」をMAフィルムで包装し10℃で貯蔵する場合、酸素透過度11,100㏄/㎡・24h・atmが適している。船舶でシンガポールへ輸出する場合、穂軸給水処理し防湿段ボールに入れた果実は、穂軸の褐変が抑制され...
青森県産ウスメバルにかかる産地流通構造と消費地市場における評価
背景・ねらい
本県産ウスメバルはこれまで高い評価を得てきたが、その流通経路や消費地市場での評価実態は明らかではなく、品質評価の維持・向上を図るに際し、明確な判断基準が得られていなかった。この...
漁業経営のモデル化による小型底びき網漁業と企業体労働者の労働生産性比較
背景・ねらい
山口県瀬戸内海における漁業生産は、1987年に36,955トンであったものが2006年には11,680トンと20年間で32%まで減少した。漁業生産を増大させるためには、経営体数および生産量のいずれにおい...
八分着色イチゴ果実のMA包装と低温貯蔵を組み合わせた鮮度保持技術
要約 八分着色したイチゴ果実をMA包装し、0~5℃で低温貯蔵することにより、3週間程度の鮮度保持ができる。酸素濃度が10~13%、二酸化炭素濃度10%の条件で果実外観の保持効果が高く、特に0℃・酸素濃度13%の条件が...
要約 カット青パパイヤの製造工程では青果やカット後の流水洗浄が重要であり、MA包装・5℃保存では異臭もなく10日間鮮度を維持できる。 キーワード カット青パパイヤ、流水洗浄、MA包装 背景・ねらい 野菜用パパイ...
背景・ねらい
生鮮貝柱の流通上の最大の課題は、硬化防止である。硬化とは、死後硬直により筋肉が収縮し、黒ずみ硬くなる現象で、保存温度が低いほど発生率が高まり、0℃保存での品質保持期限は2日程度...
背景・ねらい
ババガレイは、主に関東以北で煮付けや唐揚げなどで賞味されており、特に東北地方では「なめたがれい」と呼ばれ、年越しや正月の料理用として珍重されている。
釧路地域での漁獲量は1970...
ビワ用改良ガス透過量調節フィルムのMA包装によるビワ果実の鮮度保持効果
要約 ビワ「茂木」の果実を、ビワ用改良ガス透過量調節フィルムでMA包装をし、10℃~15℃環境下で貯蔵すると、収穫後約10日間は、果実の減量が少なく食味は保持され腐敗および萎凋の発生はみられない。 キーワード ...
要約 カキ「富有」を低湿度条件で貯蔵すると水分損失を起こしてエチレン生成量が増加し、果肉細胞壁のセルロースの減少とペクチンの低分子化が起こり果肉硬度が低下する。高湿度条件で貯蔵すると水分損失を抑制し...
要約 リンゴ早生品種「きおう」は、MA包装(ポリエチレンフィルム内張)段ボール箱を使用した場合、強制通風式貯蔵(2~10℃)で3週間、常温(20℃)で2週間の高鮮度保持が可能である。冷温高湿貯蔵(-1℃/95%R.H...
パッションフルーツ萎凋果の果面微細構造の解明と果実萎凋防止法
要約 収穫後のパッションフルーツでは,果実の赤道部からの水分蒸散が多く,萎凋果面では気孔の崩壊が著しい。パラフィン系被膜剤の樹上散布と果梗部のシール貼付とを組み合わせることで、さらに長期間の鮮度保持が...
要約 切り花用品種には切り花専用品種の‘シュニットホイヤー’と鉢物用品種の‘ビクトリア’が適している。花茎基部切り戻し処理により花持ちが向上するが、‘シュニットホイヤー’は効果が低い。両品種とも密植に耐え...
MAP(Modified Atmosphere Packaging)によるキャベツセル成型苗の貯蔵
要約 MAPによるキャベツセル成型苗の貯蔵最適雰囲気条件は、O↓2 2%/CO↓2 8%または、O↓2 16%/CO↓2 20%である。貯蔵可能期間は2週間以内で、貯蔵前の苗は緑色が濃く充実していることが必要...
要約 エダマメの食味成分となるグルタミン酸は、成熟時期に種皮に供給されたアスパラギンがグルタミンを経て、子葉のNADH依存型グルタミン酸合成酵素によって主に合成され、貯蔵タンパク質に変換されるまでの一時...