摘要 目的:新しく開発された殺菌剤や殺虫剤の効果、薬害および作物残留について検討し、農作物の安定生産に資する。 成果:1)ナスのうどんこ病・アザミウマ類・コナジラミ類、ピーマンの黒枯病・アザミウマ類...
53.園芸作物等におけるウイルス病防除技術の開発 (2)ウイルス病の発生生態の解明と防除法の確立
摘要 目的:生育が劣るキク(輪ギク‘名門’)の診断依頼があり、症状からCSVd等による病気が疑われたので、詳しい調査を行い、原因を明らかにする。方法:現地圃場で採取した生育の劣る‘名門’4株を用いた。CSVd、CVB...
スーパーグループ間に保存された配列等を用いた落葉果樹未知ウイルスの検出
摘要 我が国のナシ、核果類等の落葉果樹のウイルス病は分子生物学的性状の解明が不十分である。一方、他の植物ウイルスでは、グループ間(スーパーグループ)で保存されたアミノ酸配列が認められている。最近、こ...
環境負荷軽減のための新育種素材開発に関する基礎研究-ササゲ、イネへの遺伝子導入法の確立
摘要 近年、農業分野においても使用する農薬や肥料の残留成分が環境に与える問題が取り上げられるようになり、病虫害や雑草に抵抗性を示す品種や、肥料吸収特性の良い品種など、環境負荷の低い品種の育成が強く求...
植物由来の昆虫発育阻害物質等による貯蔵食品害虫の防除法の検討(132)
摘要 収穫後の穀物を加害するメジャー害虫であるコクゾウムシを対象に発育阻害効果のある植物由来物質の探索を行い、安全で効果的な防除法開発の基礎を確立する。6年度は、ダイズ、ササゲ等食用豆類等5種につい...
ユーチャリスのモザイク症状を引き起こす病原ウイルスの解明(231)
摘要 ユーチャリスのモザイク症状株から、キュウリモザイクウイルス及びアマゾンリリーモザイクウイルスを分離・同定した。さらに、ササゲに全身感染するウイルスを分離した(ES株)。本ウイルスを10科39種...
ユーチャリスのモザイク症状を引き起こす病原ウイルスの解明(243)
摘要 長さ約740nmのひも状ウイルスを同定した。本ウイルスを単独感染させたユャリス葉の超薄切片を電顕観察した結果、細胞質内に、potyvirusに特有な風車状封入体が観察された。Chenopodi...