摘要 イネの青色光受容体クリプトクロムCRY1a/bの発現抑制によって葉緑体分化の鍵因子GLK1の転写及びタンパク量が低下したことから、GLK1による葉緑体発達にはCRY1を介した制御系が重要である。細胞増殖能の高いG...
b.花きの品質発現機構の解明とバケット流通システムに対応した品質保持技術の開発
摘要 1)ゆり花被から向軸側表皮細胞、胚軸側表皮細胞及び柔細胞を分離した場合に分離細胞の純度が十分に高く、ゆりが花弁細胞肥大機構の解明の素材として有効であることを明らかにした。2)あさがおからオート...
光合成効率の低下要因の解明と遺伝子導入による光合成効率の改良(176)
摘要 エネルギーアイドリングシステムの導入と解析(イネへのC4光合成回路の付与)において、PEPCの高発現でイネ緑葉の有機酸合成さらにはアミノ酸合成が促進されることを明らかにした。また、NADP-ME型C4光...
摘要 SPFMVのCP遺伝子で、ウイルスのアブラムシ伝搬性に関与するとされるDAGモチーフをDKGモチーフに変化させたCP遺伝子をつくり、本遺伝子導入タバコを作成し、導入遺伝子発現の多様性について検...
光合成効率の低下要因の解明と遺伝子導入による光合成効率の改良(172)
摘要 光過剰による光合成抑制の初発反応である光化学系II反応中心蛋白質の選択的切断の解析を行い、還元側光阻害・酸化側光阻害にともなう蛋白質切断がともに活性酸素によることを明らかにした。導入を予定して...
酵母のキラー遺伝子を用いた効率的相同組換えベクターの開発(172)
摘要 本研究は、酵母のキラー遺伝子を致死性マーカーとして利用し、高等植物において効率よく相同組換え体を取得するための新規ベクター系を開発することを目的としている。9年度は、テトラサイクリンによる制御...
摘要 ■対象とした永、永出分両営農組合とも水稲作作業の担い手経営にとって稲作の比重はさほど高くなく、永では飼料生産基盤としての水田、永出分ではタバコ作等のクリーニングクロップとしての水稲作が重要な意...
摘要 1988~1991年に各地のカキ産地に見られるモザイク、奇形葉、クリンクル、枝の凹陥、異常落果、発芽遅延、萎縮などの各種のウイルス病様症状を示す樹から穂木を採集し、西条実生苗または富有に接ぎ木...
摘要 低酸素ストレスに強いイネのストレス耐性の発現メカニズムを明らかにするために、低酸素ストレスに強いイネと低酸素ストレスに弱いニチニチソウ、タバコの培養細胞について、酸素通気を止めたり二酸化炭素を...
だいずネコブセンチュウ抵坑性遺伝資源の検索及び抵坑性品種の育成法(46)
摘要 暖地の大豆作では連作をしたり、タバコの後作ではネコブセンチュウの発生が多くなる。大豆を加害するネコブセンチュウにはジャワネコブセンチュウとサツマイモネコブセンチュウがあるが、従来、この2つのセ...