b.花きの品質発現機構の解明とバケット流通システムに対応した品質保持技術の開発
摘要 1)ゆり花被から向軸側表皮細胞、胚軸側表皮細胞及び柔細胞を分離した場合に分離細胞の純度が十分に高く、ゆりが花弁細胞肥大機構の解明の素材として有効であることを明らかにした。2)あさがおからオート...
摘要 花色発現に関する転写因子の単離および機能解析を目的として、着色期のトレニア花弁からmyb相同配列を有するDNA断片をRT-PCR法により単離し、塩基配列を決定した。その結果、唇弁部着色期由来の...
摘要 12年度、タバコ由来のADH200配列の植物体における効果を調査したところ、トレニア及びキクとも根組織では強く発現していたものの、植物体全体において遺伝子発現を安定化させる効果は認められなかっ...
摘要 ウニのアリルフルファターゼ遺伝子のインスレーターをカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター/βーグルクロニダーゼ遺伝子に連結したキメラ遺伝子をアグロバクテリウム法によってトレニアに導入し...
摘要 本課題は、花色発現解析のための実験材料として適していると考えられるトレニアに、アントシアニン生合成系遺伝子を導入し花色発現について解析することにより、遺伝子組換えによる花色発現調節に関する基礎...
リンゴのin vitro floweringに関わる要因解析(136)
摘要 試験管内における花芽の形成について、これまでに成功しているタバコ、トレニアなどにおける手法を利用し、リンゴにおける花芽形成に関わる要因、特にシュートの生育について検討した。培養シュートの生育に...
摘要 導入遺伝子の個体による発現の違いや不活化などの現象は遺伝子組換えによる育種を進める上で大きな障害となっている。そこで、これらの現象を引き起こす要因と考えられているポジション効果を解明するととも...
摘要 トレニアより単離されたカルコン合成酵素(CHS)およびデヒドロフラボノール還元酵素(DFR)遺伝子を導入し花色の変化したトレニア形質転換体における花色発現について解析した。ノーザン分析によるm...
摘要 トレニアより単離されたカルコン合成酵素およびデヒドロフラボノール還元酵素遺伝子を導入したトレニア形質転換体約300個体の花色変化について調査した。両遺伝子とも、センス方向に導入すると、花冠のう...
摘要 共同研究先で作成された酵母由来のマトリックス結合領域(MAR)を組み込んだベクターを用いて、トレニアおよびカランコエの形質転換体を作出した。トレニア形質転換体について、レポーター遺伝子として導...
摘要 エチレンによって老化が促進されるトレニアを材料に、エチレン生合成系酵素遺伝子の導入による花の寿命の延長を目的とした遺伝子組換えを試みた。トレニア花弁から単離したACC酸化酵素遺伝子の断片を、セ...
摘要 共同研究先で作成された高発現プロモーターを組み込んだベクターあるいは酵母由来のマトリックス結合領域を組み込んだベクターを用いて、トレニア及びカランコエの形質転換体を作出した。キク183系統から...
摘要 ACC酸化酵素遺伝子の断片をセンス及びアンチセンス方向に組み込んだキメラ遺伝子をトレニア品種‘在来紫’、‘クラウンブルーアンドホワイト’等に導入した。花柱を傷つけた時の花弁の寿命を調査したところ、...
摘要 トレニアより単離されたアントシアニン生合成系の遺伝子であるデヒドロフラボノールレダクターゼ、カルコンシンテーゼ、アントシアニジンシンテーゼ、転写調節因子のAn2などの遺伝子を、トレニアにアグロ...
ジベレリン生合成酵素遺伝子の導入による新形質野菜・花きの作出(329)
摘要 カボチャ未熟種子由来のジベレリンC-20酸化酵素遺伝子をレタス、タバコ、トレニアおよびカランコエなどに導入を試みた。それらのうち、レタスにおいて内生ジベレリンレベル変化によると考えらる矮化した...
リンゴのin vitro floweringに関わる要因解析
摘要 リンゴの安定生産をはかる上で、充実した花芽を確保することが重要であるが、花芽の分化・形成に関する試験研究は圃場では年に1回しか実施することができず、試験研究を遂行する上で大きな問題となっている...
摘要 植物に遺伝子導入を行った場合、導入遺伝子の発現レベルにバラツキがあることが多く、極端な場合には全く発現しないケースもある。このことは、遺伝子組換えによる植物育種技術を開発する上で大きな問題とな...
花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(61)
摘要 遺伝子組換えは従来は導入できなかった形質の導入が可能となることから、新しい育種技術として注目されている。ここでは、アグロバクテリウムを利用した形質転換技術の各種花きにおける利用について検討した...
摘要 6年度に得られたACC酸化酵素遺伝子の断片を植物導入用のベクターにセンス及びアンチセンス方向に組み込んだ。これらをアグロバクテリウムLBA4404株に導入した後、育種法研究室で開発した形質転換...
摘要 遺伝子組換え技術の進歩に伴い、花色素生合成系遺伝子の導入による新花色の作出が試みられているが、報告例の多くはナス科のペチュニアに限られており、他の花きにおける取り組みは遅れている。そこで、形質...