摘要 ユズ、日向夏等のカンキツ果皮は、菓子素材の原料として、通年加工を目的に冷凍貯蔵されているが、数か月間経過すると褐変して利用できないものが発生し、その対応策が望まれている。また、果皮から採取さ...
カンキツグリーニング病抵抗性品種(台木)の探索と抵抗性に関わるDNAマーカーの開発
摘要 PCR検定用カンキツ葉サンプリング部位を検討し、温室における接木接種の場合では、接木部位からより上部にある、接種後に展開した葉がPCR検定で陽性を示すことを明らかにした。また高感度PCR検定用DNA抽出法...
中晩生カンキツ台木の強弱が樹勢・果実品質に及ぼす影響(168)
摘要 弱勢の‘大谷伊予柑’、‘サガマンダリン’について台木試験を行った。‘大谷伊予柑’ではラフレモン台、ナツダイダイ台、シィクワシャー台等で樹勢が強かったが、果実品質は、ヒリュウ台、カラタチ台、キャリゾシ...
中晩生カンキツ台木の強弱が樹勢・果実品質に及ぼす影響(190)
摘要 大谷伊予柑の台木試験樹について、樹体の水ポテンシャルの測定を行った。根群分布との関連が大きいΨmaxは、ラフレモン台で特に高く、果実品質との関連が示唆された。Ψminは、強勢台で高く、わい性台で...
摘要 口之津支場内のカンキツ樹について、潮風害を受けた後の落葉状況により、その品種間差異を調査した。その結果、非常に落葉し易いものはカラタチ、シトレンジ、ナガキンカン、レモンで、落葉し易いものはスイ...
中晩生カンキツ台木の強弱が樹勢・果実品質に及ぼす影響(205)
摘要 大谷伊予柑について継続調査を行った。平成3年までと同様にシィクワシャー台、ナツミカン台の樹冠容積が大きく、ヒリュウ台は著しく小さかった。糖度はトロイヤーシトレンジ台、キャリゾシトレンジ台等で高...
柑橘の新トリテルペノイド系成分の構造解明と分離・分析に関する研究
摘要 トリテルペノイド成分の一種類であるリモノイドは,脂溶性であり自然界ではセダン科,カンキツ科のみに存在し,柑橘には37種類が確認されている。近年,この成分に抗ガン作用,解毒作用が認められ,世界的...
中晩生カンキツ台木の強弱が樹勢・果実品質に及ぼす影響(211)
摘要 大谷伊予柑について継続調査を行なった。昨年までと同様にナツミカン台、シイクワシャー台の樹冠容積が大きく、ヒリュウ台は著しく小さかった。収量はNo.576台及びラフレモン台が多く、ヒリュウ台は極...