天敵誘引性カイロモンとしての果樹カメムシ集合フェロモンの利用技術の開発(251)
摘要 チャバネアオカメムシの主要発生源のヒノキ植林地帯、照葉樹林及び飛来先のカンキツ園に合成集合フェロモントラップを設置し、カメムシ類と天敵類の誘殺を5~11月に調査した。誘殺総数は、チャバネアオカメ...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類の性フェロモンの解明(249)
摘要 GC-MS、NMRの分析結果から、ミカンヒメコナカイガラムシの性フェロモン構造が特定できた。その構造は近縁のコナカイガラムシと類縁性があることが明らかになった。雄成虫に対する合成フェロモンの誘...
摘要 ツヤアオカメムシとチャバネアオカメムシの各種フェロモン成分(主成分、類縁体や異性体の計8種)をカンキツ園内に設置した水盤トラップに取付け、1998年8~9月にカメムシ類と寄生バエの誘引を調査した。...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類の性フェロモンの解明(228)
摘要 ミカンヒメコナカイガラムシ性フェロモン粗抽出物60万匹・日量を、フロリジルを充填したカラムクロマトグラフと高速液体クロマトグラフで精製後、ガスクロマトグラフ質量分析計等の機器で解析し分子量・分...
摘要 難防除害虫である果樹カメムシ類の中でカンキツに対する加害が特に問題となるツヤアオカメムシは、雄成虫が集合フェロモンを放出し、また、チャバネアオカメムシ合成集合フェロモンに誘引される。そこで、こ...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類の性フェロモンの解明(242)
摘要 ミカンヒメコナカイガラムシの性フェロモンの解明のため、新たなフェロモン捕集装置を作成した。約5lの二口付きデシケータに、ミカンヒメコナカイガラムシ未交尾雌成虫500~2000匹を接種したカボチ...
摘要 コナカイガラムシ類の防除は若齢幼虫の時に行う必要があるが、齢の識別には熟練が必要であり、生産者が防除適期を把握するには困難を伴う。ミカンヒメコナカイガラムシの雄成虫は雌のフェロモンにより誘引さ...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類に関する研究(221)
摘要 カンキツ加害性コナカイガラムシ類の発生生態を解明するため、齢期の判定法、発生消長の予測法、施設と露地での発生量の差等について検討した。ミカンヒメコナカイガラムシとミカンコナカイガラムシの齢期は...
ツヤアオカメムシの発生機構に関与する生理生態的特性に関する研究(220)
摘要 ツヤアオカメムシは重要な果樹カメムシ類の1種であるが、生理生態に関する知見は少ない。そこで、本種の生理生態的諸特性の解明を行った。まず、餌交換や給水等の労力が一切不要な簡易大量飼育容器を開発し...
カンキツ類を加害するコナカイガラムシ類に関する研究(233)
摘要 ミカンヒメコナカイガラムシの性フェロモンを効率的に単離するため、簡便なバイオアッセイ法を検討した。15-20頭の雄成虫を直径9cm、深さ2cmのプラスチックシャーレ内に放し、性フェロモンの粗抽...