摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、 a) 温暖地向き品種として、縞葉枯病抵抗性を有する小穂系統「中国飼219号」は、TDN収量0.98t/10aを示し、米麦2毛作地域への導入が 見込まれるため新品種候補とした。 ...
耐冷性やいもち病抵抗性を強化した東北オリジナル業務・加工用多収品種の開発
摘要 寒冷地北部向き業務用米品種として「ふ系228号」、寒冷地中南部向き飼料用米品種として「東北211号」が新品種候補となり、目標は一部達成された。その他にも業務用米で「ふ系240号」や「東北206号、215...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (関東以西向けの多収飼料用米品種の育成)
摘要 今年度の多肥移植栽培において、近中四農研では「中国217号」が83.2kg/a、作物研では「関東飼271号」が97.7kg/aと多収であった。「関東264号」は現地試験においても「タカナリ」より多収であり、新品種候補...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、a) 東北地域以南向けの稲発酵粗飼料用「奥羽飼414号」を新品種候補系統とした。黄熟期乾物 重が、直播多肥栽培で「べこごのみ」より5%、移植多肥栽培で7%大きく、...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、a)北海道地域では、いもち病抵抗性と耐冷性が強い「北海319号」の収量性を評価し、「たちあおば」より低収のTDN収量0.69t/10aにとどまることがわかった。いもち病抵...
摘要 高乾物生産性、早熟性、縞葉枯病抵抗性等適性付与を目的とした交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を行った。新品種候補としていた「北陸飼233号」は、新潟県の研究レベルで注目されているものの、現...
摘要 高乾物生産性、早熟性、縞葉枯病抵抗性等適性付与を目的とした交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を行った。収穫時の生草のβーカロチンが低い「北陸飼233号」については、高品質の肉牛生産に資するこ...
摘要 子実収量、TDN収量および病虫害抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料(WCS)用品種や飼料用米品種育成のための選抜を進めた。また、これまでに育成した品種について、現地試験等により実用性を確認...
摘要 子実収量、TDN収量及び病害虫抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料用品種と飼料用米品種の育成を進めた。また、バイオエネルギー素材に適した有望系統の評価を進めた。1)北海道向きの稲発酵粗飼...
摘要 1)暖地向けの飼料用米品種候補系統として「西海203号」を育成した。この系統は我が国の一般的ないもち病菌に対する真性抵抗性を持ち、耐倒伏性に優れ、一般食用米より玄米収量が約20%多収である。この系...