海外植物遺伝資源の民間等への提供促進(戦略的プロジェクト研究推進事業)
摘要 目的:東南アジアのナス遺伝資源について、日本国内での利用を促進するため、その特性を評価するとともに種子の増殖を図る。 成果:供試系統の多くは、ラオス国内で多く見られる緑色偏円形および球形の果実...
摘要 近年、豚コレラや口蹄疫等の疾病が国内外で発生し、伝染性疾病の侵入による遺伝資源の消失に対抗することが養豚業における喫緊の課題と認識された。この課題を解決するためには、遺伝資源の確実な保存および...
摘要 当センターで遺伝資源としている保有している雑穀等は、現在、入手が困難である上に、新たな地域特産品開発や6次産業化の素材として貴重な作物であるため、遺伝資源の更新と保存を行う。
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (2)とちぎブランド農作物保護のための品種識別法の確立
摘要 目的:いちご及び水稲の新品種を識別できるDNAマーカーを整備し、迅速に保護対策がとれるようにする。 成果:いちご品種育成へ活用するため、本県でいちご品種識別に利用しているDNAマーカーデータを用いて、...
摘要 目的:県内レンコン産地で問題となっている黒皮症の原因であるレンコンネモグリセンチュウ(以下線虫)に対する抵抗性育種素材を得るため、ハス遺伝資源に線虫接種スクリーニングを行い、線虫抵抗性ハス遺伝...
摘要 目的:海外から収集したメロン遺伝資源の耐病性や栽培特性、果実特性等を調査し、育種のための有用性を評価する。 成果:アジア由来メロン遺伝資源39点およびコアコレクション候補49点の中から、つる割病菌...
摘要 目的:収集した野生きのこ菌株を継代培養により長期保存し、食用きのこ等の研究開発に活用を図る。 成果:更新保存したきのこの株菌は腐生性菌460系統、菌根菌35系統
摘要 目的:新たに導入した品種の地上部特性及び促成適応性を明らかにし育種素材としての検討を行う。 成果:‘アーリーサプライズ’‘シルクサプライズ’‘スプリングサプライズ’は開花期の早い品種のなかでは草姿が...
摘要 前年に選抜した8品種の玄米ヒ素濃度は、今年度も低く、品種特性であることを確認した。このうち農業形質で不良なものが少ない品種をヒ素低吸収の遺伝資源として選抜し、「てんたかく81」及び「コシヒカリ」...
摘要 目的:有色素大豆の遺伝資源等を活用し栽培特性、加工性の高い品種の選抜を目指す。 成果:有色大豆の加工性を確認した。赤大豆、黒大豆とも裂皮粒が多く外観品質は劣った。赤大豆「新系5号」の加工性は、...
摘要 種子備蓄量の少ない「福勝」について、北見農試において補完的に育種家種子の緊急増殖、中央農試遺伝資源部で種子調整し、原原種生産に必要な150kgの種子量を確保する。
摘要 目的:有色素大豆の遺伝資源等を活用し栽培特性、加工性の高い品種の選抜を目指す。 成果:「新系5号」、「新系6号」は成熟期が遅く新潟県での栽培は難しいと考えられた。また、両品種とも裂皮が多く品質...
水稲の収量等の重要形質遺伝子間並びに遺伝子-環境間相互作用の解明とゲノム育種による超多収系統の育成
摘要 イネゲノム配列を活用して東北地方の水稲育種を一層強力に推進することを目的に、主力品種「ひとめぼれ」を基本素材として育成した各種遺伝資源系統を用いて、遺伝子相互作用並びに環境との相互作用を解析す...
哺乳動物のフリーズドライ細胞による遺伝資源保存及び発生機構の探求
摘要 凍結乾燥は,食品や医薬品の安定保存技術として実用化されてされている。精子の凍結乾燥についてはマウスで産子の報告があるがウシでの産子生産の報告はない。そこで,貴重な種雄牛の精子を保存する意義から...
県産地鶏の安定生産に向けた飼養管理技術に関する試験・研究開発 2 始原生殖細胞(PGC)を用いた原種鶏復元技術の確立
摘要 目的:PGCを用いた原種鶏復元技術による遺伝資源の保存方法を検討する。 成果:農研機構でPGCの回収及び凍結保存技術を習得した。また、細胞保存液を検討し、解凍後PGCの回収率及び生存率が最も高...
摘要 目的:ナガイモ、ニンニクの育種素材として国内外から収集した品種・系統の保存を行う。 成果:ナガイモを含むヤマノイモ44系統を継代栽培し、遺伝資源として保存した。ニンニクについては、遺伝資源として2...
摘要 東北地域を中心に、各地の育成場所で育成された6系統を収集し、諸特性を評価した。特性に合わせた効率的な交配・選抜を行う資料とした。
本道に自生するツルコケモモの栽培化に向けた遺伝資源の収集とクローン増殖技術の開発
摘要 目的:本道に自生するツルコケモモを新規の栽培作物として農家へ普及させることを目的として、①遺伝資源の収集、②クローン苗の生産技術の開発、③系統の育成をおこなう。
北海道畑作で新たに発生が認められた難防除病害虫ジャガイモシロシストセンチュウおよびビート西部萎黄ウイルスに対する抵抗性品種育成のための先導的技術開発
摘要 Gp抵抗性遺伝資源を用いて、農業特性に優れるでん粉原料用の抵抗性馬鈴しょ系統を開発する。また、各育種機関のGp抵抗性有望系統のオホーツク地域における適応性を評価し、栽培特性を明らかにする。