摘要 馬鈴しょについては、1)早掘り、普通掘りにも適し、多収でチップ品質が優れる「北海104号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、水煮適性が高い赤肉の「勝系28号」を選抜した。有望系統「北海102号...
摘要 アリウム野生種について、花の香りの官能調査並びに耐凍性検定を行い、中央アジアで採取した系統から、芳香性並びに耐凍性、花色に優れたアリウム育種素材を選抜した。選抜個体を子房親とし種間交雑、胚珠培...
摘要 主として北方圏諸国より寒地向き球根花き遺伝資源を収集・導入した。12年度末の保存点数は、アリウム類593点、アルストロメリア135点、エレムルス23点等、計1,430点である。また、収集した遺...
摘要 小球開花性並びに芳香性を有するAmeralium亜属、Rhizirideum亜属、Allium亜属野生種を供試し種間交雑を行った。717花を交配したところ、303花で子房の肥大が認められ、1,674の胚珠を摘出した。1...
球根花きの種識別並びに花色発現に関与する遺伝子の解析(100)
摘要 交配から開花までに年数を要する球根花き類において、早期に雑種性の判定を行うためRAPD-PCR法の利用を検討し、アルストロメリア野生種及び種間雑種個体について、雑種判定の指標となるDNAマーカ...
摘要 アリウム属の保存系統について引き続き1次~3次の特性調査を実施した。また、ツルボラン科のエレムルスについて露地及びハウス栽培における生育開花特性及び球根の増殖性を明らかにした。本件は、北海道の...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(65)
摘要 観賞用アリウム類の種間交雑育種における安定した培養技術を確立するため、培養方法、培地条件、交配方法の検討を行った。培養方法として、胚培養、胚珠培養、子房培養を比較したところ、胚培養により多数の...
摘要 アリウム170系統について花の香りの官能調査を行い、比較的香りが強いもの18種、やや香りの強いもの11種をスクリーニングした。香りセンサーの測定値は再現性は高いものの、種間の差異は少なく、官能...
摘要 アリウム属の保存系統について8年に引き続き1次~3次の特性調査を実施するとともに、リジリデウム亜属及びメラノクロミウム亜属についてDNA解析による系統分類を行った。また、ツルボラン科のエレムル...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(64)
摘要 子房親としてアリウム7種、花粉親として18種を供試し、交配後5~25日目に子房培養及び胚培養を行ない、培地条件や摘出時期の違いが胚の発育に及ぼす影響を検討した。子房培養では、置床個体の約1/3...
摘要 アリウム141系統について花の香りの官能調査を行い、強い芳香性を持つ野生種をスクリーニングするとともに、香りセンサーを用いて香りの強さと質の解析を行った。また、アリウムの耐凍性検定を凍結法によ...
摘要 チューリップ、アリウム、フリチラリアの保存系統について前年に引き続き1次~3次の特性調査を実施し、有望系統については種子からの再増殖を開始した。またツルボラン科のエレムルス及びネギ科のアガパン...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(96)
摘要 交配方法について検討したところ、MS+蔗糖+殺菌剤の混液を切花に吸水させることにより、圃場での交配に比べ子房肥大率が著しく高まり、胚の発育も促進された。花柱切断並びに花柱引き抜き交配については...
摘要 耐寒性秋植え球根を中心に育種素材を収集し、切花特性や増殖性、花粉稔性等の調査を行い、有望系統をスクリーニングした。その素材を供試し、アリウム、トリテレイア、カマッシア属野生種間の交配を行ったと...
摘要 アリウム類は花色・花型が多様で新規花きとして切り花需要が伸びており、また集約・省力生産が可能な種類として注目されている。しかしいずれも野生種からの選抜系であるため、種による花色の片寄りや芳香性...
摘要 近年、アリウム類では種間交雑による品種育成が試みられているが、開花までに年数を要することや、偽雑種の出現がおこりやすいことから、幼苗段階での雑種性の判定が求められている。一方、花きでは鑑賞価値...