
摘要 北農試牛群の成牛80頭のうち11年に廃用になったものについて、その廃用原因を調査した。廃用になったものは20頭(25%)で、その原因として肢蹄障害(6頭、30%)、乳房炎(5頭、25%)、繁殖...

摘要 分娩後の乳牛を用い、初回排卵前と後の血液成分を比較したところ、分娩後血液成分濃度が安定するまでの日数と初回排卵前までの日数の間に有意で正の相関関係があることが認められた。次に初回排卵日数遅延の...

摘要 黒毛和種の受精卵クローン子牛7頭(雌1子、雌双子、雄1子、雄3子)について生後18ヶ月齢まで発育成績を調査した。体重・体高・体長・胸囲・管囲などについては、それぞれ幅があるものの同じような推移...

産乳形質に関与する候補遺伝子の染色体マッピングと多型解析(196)
摘要 11年度は産乳形質関連遺伝子のうち、BTLACTA(Bovine gene for alpha-lactalbumin)とBOVCKIA(Bovine casein kinase I-alph...

摘要 乳牛父牛毎の多くの家系またDNAマーカーの欠測に対応できるゲノム上の量的形質遺伝子座位置を推定する手法を開発した。乳牛父牛の遺伝子型と環境との交互作用を考慮した遺伝能力評価法を開発した。家系情...

摘要 ホルスタイン種において、哺育期に24時間絶食させて採取した血漿中の尿素態窒素、グルコース、中性脂肪、遊離脂肪酸、総ケトン体濃度および濃度変化量と泌乳能力との間に高い遺伝相関があることを明らかに...

摘要 11年度は泌乳形質関連遺伝子のうち乳脂肪球膜上および乳中で確認されているタンパク質をコードしている遺伝子のクローニングと塩基配列解析を行った。PCR産物をプラスミドベクターに組み込み、500b...

新草種を組合わせた黒毛和種繁殖牛群のための低コスト持続的放牧利用技術の開発(192)
摘要 子牛の増体と親の発情回帰に及ぼす親子分離放牧と制限哺乳の影響について調査した。子牛の増体は、親子分離放牧により向上したが、制限哺乳すると低下する傾向があった。親子分離放牧条件下における各哺乳処...

反すう家畜の採食調節機構におけるコレシストキニンの役割の解明(206)
摘要 コレシストキニンによる末梢性採食抑制機構における受容体および迷走神経コリン伝達系の関与の有無を、コレシストキニンとアンタゴニストあるいはコリン遮断薬の同時投与実験により調べたところ、受容体の関...

摘要 搾乳牛の集約放牧用としてのメドウフェスクの特性をペレニアルライグラスと比較しつつ明らかにする一環として、育成牛の後追い放牧の影響を調査した。その結果、両草種とも、後追い放牧により放牧草の栄養価...

ラップ乾草の格付け基準策定のための品質評価指標の確立(188)
摘要 11年度はアルファルファラップ乾草について、牛の嗜好性と飼料成分、栄養価、発酵品質及び香気成分との関係を調査した。その結果、嗜好性は酢酸含量及びアルコール類等の香気成分と関連のある可能性が示唆...

摘要 調製方法の異なるアルファルファサイレージ給与では、牛からのメタン発生量に調製方法による差異はなかった。乾乳牛と妊娠牛の試験では、乾物摂取量が増加するとメタン発生量が増加した。

摘要 放牧時は舎飼時に比べ、採食時間が長く、通過速度も速かった。生草摂取時は、貯蔵飼料摂取時に比べ、胃運動が多かった。以上の結果より、牧草繊維の反芻胃の恒常性維持効果は、胃運動の活発化を促進する一方...

摘要 反芻家畜の生産性や粗飼料利用性に影響を及ぼす反芻胃通過速度に着目して、微細化および消化動態との関連から、粗飼料の反芻胃通過のメカニズムを解明する。その結果、トウモロコシサイレージは、イネ科草に...

粗飼料評価のための音響解析による採食行動モニタリング手法の開発(183)
摘要 牛の採食時に発生する音響を用いた採食行動のモニタリング方法を開発するため、牛の咀嚼音をAC信号で記録する頭部装着型記録計を試作した。これを用いて採食及び反芻時の咀嚼音の周波数解析を行ったところ...

摘要 10年度までに、1回刈りに適する基幹イネ科草種として、年間収量に占める1番草割合の高いチモシーを選定した。11年度は、開花期前後の飼料価値の推移を、チモシーの晩生の2系統と既存の晩生品種ホクシ...

土壌表面に播種したマメ科牧草の幼根の形態と発芽行動の解明(180)
摘要 マメ科牧草の発芽後の主根の貫入行動過程を大別すると、■根の膨張、■根毛の発生、■根先端部の尖鋭化の3つの過程が観察された。根毛は発芽培地の捕捉力の点ではそれほど大きな作用をせず、主に「先端部の尖...

摘要 アルファルファ単播草地の安定的な造成技術を開発するため、除草剤処理同日播種法における播種床の放置期間を雑草の発生パターンから検討し、5月1日頃の造成の場合には30日~40日放置期間が適当である...

摘要 施肥量と放牧圧が放牧草地の植生変化に及ぼす影響について検討した。設定した施肥水準ならびに放牧圧の範囲においては、オーチャードグラスが比較的安定した遷移を示すのに対し、ケンタッキーブルーグラスは...

北海道におけるナガハグサ型草地の確立および維持条件に関する研究(177)
摘要 旭川市内の造成後20年経過したナガハグサ型草地に窒素とカリ施肥区および無施肥区を設け、現在まで3年間にわたり追跡調査中である。各区とも、植被率は93%以上、群落高は5~10cmに維持され、裸地...