熱帯半乾燥地の重粘土壌における一時的湛水が根系の発達に及ぼす影響(39)
摘要 モンスーン期間中に起こる圃場の一時的湛水による早生キマメの湿害、特に根系での生理、形態的な障害を窒素追肥により軽減できるかを検討した。圃場の3日間湛水処理により、湿害を被った根系では窒素吸収能...
沖積土汎用水田の土壌物理特性の診断システムと適正化技術の開発(207)
摘要 輪換畑の湿害や干害の回避に耕盤の部分破砕は極めて有効な方法であることは既に証明したが,耕盤の部分破砕を行うことは作業工程が一つ増えることになるため,作業能率を改善する目的で不耕起播種を行う区を...
摘要 輪換畑の麦あと大豆不耕起播種作業技術を開発するため,ロ-タリカルチベ-タの基本構造を用いて可逆転駆動ディスク型不耕起播種機を開発したが,湿害と乾燥害を受けやすかったため,条間作溝・覆土式の播種...
摘要 畑地における排水不良及び湿害は農作業の作業性を低下させるばかりでなく,作物の品質低下,病害の発生原因にもなっている。その原因の1つとして地形要因を考慮した検討を行った。扇状地扇端部に位置する調...
傾斜地における労働強度軽減のためのティレッジシステムの開発(42)
摘要 屈曲ブレード付き振動式全層破砕機の傾斜地における利用技術を確立するために、トウモロコシとダイコンについて、耕起方向の影響を検討した。傾斜上下方向作業は土壌水分の移動が促進され湿害回避に適したが...
摘要 四国地域の水田における主要作物である稲・麦・大豆について開発された新しい技術を集めて体系化する。このため、水稲の乳苗移植栽培に続いてハダカ麦を溝付不耕起播種栽培し、さらに、この溝を活用して麦あ...
摘要 温暖地の中山間水田営農における稲・麦・大豆を中心とする低コスト・高品質輪作技術体系を確立する。このため、特に当地域では生育初期の湿害が生じやすく、生育不安定な大豆については、一工程畝立播種栽培...
摘要 畑では後背地から流下してきた地下水が湧出したり、土壌の緻密化による透水性低下などが原因になって湿害が発生する例がある。本課題は、特に傾斜地において湿害が発生している畑を対象として、水循環の定量...
多湿・低温ストレス下におけるとうもろこし等の生育・栄養特性の解明(211)
摘要 とうもろこしの代表的な品種を供試し,水田転換畑における湛水処理と,ライシメーターを用いた湿潤処理(pF=0)を行い,耐湿性の品種間変異について検討した。両処理において生育量,無機成分(N,P,...