水稲及びメロンに発生する主要病原菌の追跡技術及び抵抗性利用技術の開発
摘要 圃場等におけるイネいもち病菌の動態研究に利用可能なDNAマーカーを開発した。これを用いて、種子から苗へ、さらに、葉いもちから穂いもちへとつながるいもち病菌の伝染環を菌株レベルで追跡できることを実...
摘要 9年度は久留米交26号が特性検定・系統適応性検定試験において主に日持ち性が劣るために不適と判定された.10年度はワタアブラムシ抵抗性ノーネットメロン選抜系統の中から優良系統を選定し、久留米6号...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(138)
摘要 つる枯病菌の病原性の変異を把握するため、国内15道県から取り寄せたメロン、キュウリ、カボチャから計31菌株を分離し、ウリ科植物に接種した。メロン分離菌は、大多数の菌株が従来の抵抗性品種をも含め...
摘要 "北海道夕張市で分離された従来の抵抗性品種を侵すメロンつる割病菌に対し、6年度の試験で抵抗性の認められたシロウリ2品種とマクワウリ6品種を供試し、メロンの台木としての適性を検討した。穂木にはネ...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(101)
摘要 メロン幼苗へのつる枯病菌の接種法を検討した結果、葉柄の切断面に胞子懸濁液を滴下する方法により抵抗性の差異を明瞭に判別できた。各種ウリ科植物における抵抗性の品種・系統間差異を検討したところ、抵抗...
遺伝子マーカーを利用したFusarium oxysporum菌群の分化型の類別と個体群構造の解析(227)
摘要 メロンつる割病菌の新しい系統(系統IV)が滋賀県で分離された。本系統は、供試したメロン品種のうち「メロンパートナー」を除く全ての品種に病原性を示したが、シロウリおよびマクワウリのほとんどの品種...
Fusarium oxysporumのレース(系統)分化(215)
摘要 日本産メロンつる割病菌のレース(系統)分化の実態を把握するため、メロンおよびマクワウリ各品種を用いた接種試験やDNAフィンガープリント法による遺伝的類縁性の解析などを実施した。接種試験の結果か...
タバココナジラミの防除に関する研究-寄主選好性の解明-(53)
摘要 広島県の発生地において確認できた寄主植物は、10科40種であった。この中で寄生程度が特に高かった植物は、きゅうり、トマト、なす、さつまいも、のげしであった。成虫寄生数はきゅうり、かぼちゃ、まく...
摘要 諸外国ではメロンつる割病菌にレースが存在することが報告されている。分布するレース(系統)によっては利用する抵抗性品種を再検討する必要がある。そこで日本産メロンつる割病菌について、メロン及びマク...
摘要 Agrobacterium rhizogenes(細菌)の感染・誘発による毛状根を用いてサツマイモネコブセンチュウ、ジャワネコブセンチュウ及びキタネコブセンチュウの培養を試みた。3種線虫は供試...
タバココナジラミの防除に関する研究-寄主選好性の解明-(54)
摘要 薬剤感受性の低いタバココナジラミ系統を供試して,各作物に対する寄生性を調査した。供試した作物は,きゅうり,まくわうり,かぼちゃ,キャベツ,ブロッコリ-,はくさい,パクチョイ,トマト,なす,いん...
摘要 ネコブセンチュウは人工培養やカルス及び糸状菌による培養も成功を見ていない。そこで、Agrobacterium rhizogenes(細菌)感染・誘発による毛状根を用いてサツマイモネコブセンチュ...