摘要 物理的防除資材(赤色防虫ネット)と天敵資材(スワルバンカー)、薬剤のローテーション散布を組み合わせて検討した。防除効果は薬剤散布では高かったが、物理的防除資材ではあまり見られず、天敵資材では...
摘要 エダマメの難防除害虫であるダイズシストセンチュウに対して、夏期緑豆すき込み法による防除方法を確立するため、緑豆の適切な播種時期を明らかにした。また、現地における緑豆すき込み法導入事例を蓄積した...
摘要 目的:新潟県では近年アカスジカスミカメの発生量が増加し、令和2年産米では斑点米被害が多発生した。アカスジカスミカメの発生動態及び防除薬剤の効果・特性を明らかにし、効果的、合理的な斑点米カメムシ...
摘要 水稲(移植、直播)、大豆、薬用作物の新除草剤の実用化試験を行った。秋田県農作物病害虫・雑草防除基準に新除草剤に関する情報を提供した。
摘要 目的:地球温暖化等の気候変動に伴い,作物病害虫の多発や生息域拡大に伴いこれまでに問題のなかった病害虫の被害拡大が懸念される。県内でも,夏期の高温により,発生する病害虫も増加していることから,気...
摘要 目的:本田及び畦畔の雑草管理により、殺虫剤を使用しない斑点米カメムシの総合的な防除体系を確立する。 成果予定:殺虫剤を使用しない斑点米カメムシ防除体系の提示。
摘要 目的:新殺菌剤および殺虫剤の病害虫に対する防除効果および薬害を検討する。 得られた成果:7病害虫、18薬剤の防除効果試験を実施した。これらは農薬登録のデータとして活用されるほか、実用性のある資材は...
摘要 目的:新除草剤による除草効果及び水稲の生育収量に及ぼす影響について検討し、今後の除草体系確立の資とする。 得られた成果:9薬剤の防除効果試験を実施した。これらは農薬登録のデータとして活用されるほ...
摘要 目的:本県の「病害虫・雑草防除基準」策定に資するため、新農薬の防除効果、処理方法、薬害の有無、天敵など生態系への影響、抵抗性発現の難易、残留性などを含め、実用性について検討する。 成果:リンゴ...
摘要 ネギ栽培圃場において、物理的除草を行わない雑草管理によってネギアザミウマに対する各種天敵の定着が促進されることが明らかとなった。秋期の各種殺虫剤散布による天敵カブリダニに対する悪影響について...
摘要 春夏どりでは、乾腐病に対するベンレート水和剤及びトリフミン水和剤による土壌混和処理の高い防除効果が明らかとなった。秋冬どりでは、乾腐病に対する生育期薬剤散布の防除効果は見られなかった。しみ腐病...
摘要 イネカメムシ発生地域において水田及び周辺雑草地における発生状況や水田進入時期を調査し、被害との関連性を明らかにした。また、ポットイネを用いた放飼試験を行い、エチプロール粒剤の効果を確認すると...
摘要 パレード20フロアブルのセル苗潅注処理と非SDHI系剤を組み合わせた場合の防除効果を明らかにした。圃場の湛水処理によるセル苗潅注処理の防除効果低下を再現できなかったため、次年度に試験方法を変えて調...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤17剤(6作物)、殺虫剤11剤(6作物)で実施した(複数濃度試験あり)。その結果、「実用性高い」判定9剤...
摘要 暖地園芸作物の主要病害虫に対する農薬の登録拡大を図るため、殺菌剤ではバラ1剤、トルコギキョウ2剤、ヒマワリ1剤、殺虫剤ではメロン3剤の効果検定と実用性評価を行った。全ての薬剤で実用性ありと判...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 3 雑草防除技術の確立 (1)水稲栽培における新規開発除草剤の特性解明と利用技術の確立
摘要 本年度は水稲温暖化対策研究室で2剤、水田利用研究室で3剤の計5剤について新規開発除草剤の試験を受託し、千葉県の温暖地早期栽培における各薬剤の除草効果及び水稲に対する薬害等について総合的に評価...
摘要 サトイモの植付け前散布の雑草茎葉処理剤の実用性試験を実施した結果、十分な除草効果があり、薬害も認められなかったことから、実用可能と判定した。
摘要 農研機構によるナガエツルノゲイトウに有効な本田用薬剤の選定試験から有望な薬剤処理体系の現地実証を八千代市米本地区で実施した。供試した2体系の薬剤はいずれも稲収穫作業に支障のない程度に本種を抑...
摘要 アブラナ科根こぶ病の防除に資するため、HeSoDiMの検証及び改良を行い、本県に適合したヘソディムマニュアルの作成及びAIアプリの開発を行った。最終的に現地圃場データによる検証の結果、完成したマニュ...
摘要 ビワを加害する果樹カメムシ類について、暖冬や夏期の高温等の気象変動による発生の変化に対応した防除対策の確立を目指す。本年度は4~7月の発生が極めて少なかったが、果実への早期加害は4月下旬から...