ネギネクロバネキノコバエ、黒腐菌核病を対象としたネギの防除体系の実証
摘要 埼玉県北部のネギ産地で問題となっている新害虫「ネギネクロバネキノコバエ(以下ネギネ)」と「黒腐菌核病」について、個別の防除体系を確立したが、より省力的・安定的な防除体系の確立を行う必要がある。...
摘要 ネギアザミウマの薬剤感受性検定を実施した結果、アグロスリン乳剤は14個体群のうち10個体群で感受性が低く、スピノエース顆粒水和剤は13個体群のうち2個体群で感受性が低かった。
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ウ 特異発生害虫の生態解明と防除技術の確立 (エ)ネギのネダニ類の効率的防除対策
摘要 目的:ネギのネダニ類(ロビンネダニ)の効率的な防除技術を確立する。 成果:新規薬剤の灌注処理による効果を確認した。フォース粒剤のネダニ類に対する効果を確認した。
ドローンによる青ネギの病害虫防除技術の検討 1) ドローン散布と慣行散布による害虫防除効果の比較
摘要 青ネギ露地栽培において、主要な2薬剤を用いドローン散布と慣行散布による害虫防除効果を比較した。シロイチモジヨトウおよびネギアザミウマに対して、ドローン散布で慣行散布と同程度の防除効果が確認され...
摘要 ■目的:新しく開発された農薬の防除効果、薬害及び残留性について試験を行い、農薬の登録を促進する。また、本県での適応性についても検証する。 ■成果:令和3年度は殺菌剤6剤、殺虫剤21剤について試験を...
摘要 ■目的:予測結果を発生予報、注意報などの各種発生予察情報として関係機関に提供し、防除対策の基礎資料として活用を図るとともに、県内での水稲や野菜類、果樹類の病害虫と薬剤の組み合わせについて感受性...
摘要 発生予察予報を11回、注意報を6回(ネギアザミウマ、タマネギ・ネギべと病、モモせん孔細菌、シロイチモジヨトウ、果樹カメムシ類、カキ炭疽病)、特殊報を3回(オリーブのセンチュウ、ネギハモグリバエB系...
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ア 野菜・花きを加害するアザミウマ類の防除対策
摘要 目的:野菜・花きを加害するアザミウマ類の発生生態を解明し、防除技術を確立する。 成果:白ネギのネギアザミウマに対する黄色粘着トラップの発生消長の調査では、過去3か年と比較し総捕殺数がかなり少な...
摘要 パレード20フロアブルのセル苗潅注処理と非SDHI系剤を組み合わせた場合の防除効果を明らかにした。圃場の湛水処理によるセル苗潅注処理の防除効果低下を再現できなかったため、次年度に試験方法を変えて調...
摘要 ネギ栽培圃場において、物理的除草を行わない雑草管理によってネギアザミウマに対する各種天敵の定着が促進されることが明らかとなった。秋期の各種殺虫剤散布による天敵カブリダニに対する悪影響について...
摘要 目的:植物防疫法に基づき、病害虫の発生状況を把握して発生と防除に関する情報を提供するなど、発生予察事業を実施する。 成果:発生予察予報を11回、注意報を3回(ネギアザミウマ、果樹カメムシ類、水稲ト...
ニラのネギネクロバネキノコバエに対する熱を利用した防除技術の開発
摘要 県中部のニラ生産圃場において、地下葉鞘部や地下茎葉部を加害するネギネクロバネキノコバエの発生が確認された。本種は本県と埼玉県で特殊報が発出された新奇の害虫であり、ニラにおける詳細な生態は不明で...
大規模露地野菜の収量および品質低下を引き起こす生理障害および害虫被害の発生生態と対策技術の確立
摘要 目的:大規模露地野菜栽培で問題となる生理障害及び虫害対策を確立する。キャベツでは、石灰欠乏症の発生軽減技術の開発を、ネギではネギハモグリバエ新系統の効果的な防除対策を確立する。 成果:キャベツ...
摘要 日本植物防疫協会からの委託試験を中心に、薬剤の防除効果及び薬害の調査を行った。イネではいもち病、紋枯病、イネミズゾウムシ、ニカメイチュウ等、ダイズでは紫斑病、ネギ類ではネギアザミウマ、ネギハモ...
摘要 農作物に重大な被害を与える病害虫について、その発生動向等を調査した。水稲では、[てんたかく」、「コシヒカリ」の無防除圃場において見取り調査、すくい取り調査および収量調査を行った。また、予察灯を...
摘要 生産現場からの依頼による病害虫診断・防除情報の提供を行った。また、エダマメ、ネギ、アスパラガスで問題となっている病害虫の防除技術の検討を行った。
病害虫画像識別器と発生モデルを組み合わせたデータ判別エンジン等の開発のための病害虫画像大量収集に関する委託研究
摘要 目的: 病害虫画像判別器と発生モデルを組み合わせたデータ判別エンジン等の開発のために必要な学習用および検証用の病害虫画像を収集する研究を実施する。具体的には,10作物を対象に病害虫画像を収集す...
青森にんにくブランド産地強化事業 3 ドローンによる省力防除の実用化に向けた取組
摘要 目的:ニンニクの主要病害虫に対する無人航空機用の高濃度・少量散布で使用できる薬剤の登録を図る。 成果:さび病に対するアミスター20フロアブル、ネギコガに対するベネビアODについてドローンによる空中...
野菜の難防除病害虫に対する総合的防除技術に関する試験・研究開発
摘要 目的:ねぎ・ピーマン栽培における天敵を利用したネギアザミウマの耕種的防除技術としてオオムギ間作の試験を実施する。 成果:ねぎにおけるオオムギ間作によりネギアザアミウマ寄生数は少なくなったが、ネ...
摘要 目的:各地の業害虫発生状況と気象等を踏まえて病害虫の発生を予察し、効率的な防除に資する。 成果:ねぎのべと病とさび病について、時期ごとの発生量などを北海道病害虫防除所に報告した。