温暖化に伴う微小害虫の発生増加に対する組み合せ防除技術の開発
摘要 施設果野類で被害が増加している微小害虫(アザミウマ類、コナジラミ類)に対し、ハウス内環境に考慮した侵入抑制効果の高い技術や、初期防除に重点をおいた対策が求められている。そこで、侵入抑制効果向上...
ハモグリバエ等昼行性微小害虫類の施設内での行動に及ぼすLED光源の影響の解明と利用
摘要 害虫類の行動に関与する光環境条件を明らかにし、行動制御による新しい防除資材、最適な利用技術の開発に取り組んだ。また、捕獲性能が高いトラップの色彩、形状を明らかにするとともに、色彩トラップの配置...
露地ネギの微小害虫に対する捕食性カメムシ及びクモを活用した害虫防除システムの開発
摘要 ヒメオオメカメムシクモ類の害虫補食能力等の評価、ムギ間作によるネギアザミウマの密度抑制効果の検証、ヒメオオメカメムシの代替餌や野外での増殖に好適な植物を明らかにするとともに、ヒメオオメカメムシ...
露地ネギの微小害虫に対するカブリダニ及び寄生蜂を活用した害虫防除システムの開発
摘要 カブリダニ類のうち千葉県のネギ圃場における優占種であるキイカブリダニのネギアザミウマに対する補食能力を調査し、加えて、キイカブリダニについて、植生管理法、放飼、及びこれらの組み合わせによる増強...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
施設キュウリのウイルス媒介虫に対する天敵利用およびに物理的資材等による防除技術の開発
摘要 施設栽培のキュウリ生産において、微小害虫が媒介するウイルス病による被害が問題となっている。そこで、ウイルス病の蔓延を防止するため、ウイルス媒介虫に対する天敵の定着性を高める技術を開発するととも...
ピーマン生産安定のための難防除微小害虫の効率的総合防除技術開発
摘要 ピーマン栽培の大きな生産阻害要因である微小害虫対策として、生物的・物理的・化学的防除技術開発を行い、それらを組み合わせた新たなICM(総合的作物管理体系)の確立・実証を行う。
近紫外線防除フィルム等光利用による病害虫総合管理技術の再構築
摘要 目的:近紫外線除去フィルムは、本県で問題となっているトマト黄化葉巻病、キュウリ黄化えそ病等のウイルスを媒介するコナジラミ類やアザミウマ類に対しても効果が高く普及が望まれている。しかし、近紫外線...
摘要 目的:昆虫媒介性ウイルス病を媒介する虫の動態を把握するため、紫外線照射下で発光する蛍光増白剤を用いて、微小害虫個体に標識を付ける技術を開発する。 、成果:蛍光増白剤を標識として塗布したネギアザ...
摘要 施設トマト、イチゴなどのハモグリバエ類、コナジラミ類、アザミウマ類等の微小昆虫に対して近紫外線域の光・色を利用した誘引性能の高い資材(装置)を開発する。
摘要 光で誘引・忌避されるアザミウマ等の微小害虫の行動パターンを解析し、害虫の行動に及ぼす光の影響を解明するとともに、LED等の波長制御が可能な人工光源を用いて、薬剤抵抗性により化学農薬による防除が...
摘要 目的:コナガを防除するための微生物農薬を実用化するために、これまでの探索により得られ生産が可能となった昆虫病原性糸状菌株の製剤化技術および効果的な使用方法を開発する。 、成果:(1)各種培地による...
ウイルスを媒介する微小害虫に対する環境に優しい防除技術の開発 、
摘要 目的:微小害虫(アザミウマ類、コナジラミ類)に対して薬剤感受性と使用薬剤の関連性を明らかにして、より効果が高く持続性のある防除体系を確立し、物理的防除技術や生物的防除技術等を組み合わせた総合防...
摘要 目的:光照射が主要花き類のオオタバコガ、ハダニ類、アザミウマ類等難防除害虫の交尾行動、加害習性に及ぼす影響を解明するとともに、植物体に及ぼす波長別光照射の影響を調査し、光照射による害虫防除技術...
ハモグリバエ等昼行性微小害虫類の施設内での行動に及ぼすLED光源の影響の解明と利用
摘要 単位面積あたりの周辺部が多い形状のトラップを作成し、ネギアザミウマを対象に捕獲効率の検討、トラップの背景が、黒色(遮光ネット)および白色(不織布)の条件でネギアザミウマの捕獲試験を行った。
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 ・マイナー作物等の農薬登録に向けた薬効薬害試験 ・沖縄県における微小害虫および天敵類の生態解明 ・害虫の発生源および天敵類の供給源になる野生植物の特定 ・圃場での天敵放飼による害虫防除効果の実証 ...
ハモグリバエ等昼行性微小害虫類の施設内での行動に及ぼすLED光源の影響の解明と利用
摘要 黄色粘着トラップにおけるコナジラミ類の補角部位は外縁部に多いことが分かった。アザミウマ類は青色、青地に黄色、ハモグリバエ類は黄色、黄色地に青色で捕獲数が多いことが分かった。粘着トラップにおける...
4 環境に配慮した農業生産技術の開発(2)安全で環境にやさしい農産物生産技術の確立(2)生物的防除技術の開発 ア.新技術を導入したいちごの総合的病害虫管理(IPM)による生産技術の確立
摘要 目的:いちごの微小害虫に対する新たな防除体系を実証する。 成果:定植前のいちご苗に対する高濃度二酸化炭素処理は、いちごへの薬害は認められず、また、いちごのハダニ類に対しても極めて高い防除効果が...
摘要 光で誘引・忌避されるアザミウマ等の微小害虫の行動パターンを解析し、害虫の行動に及ぼす光の影響を解明するとともに、LED等の波長制御が可能な人工光源を用いて、薬剤抵抗性により化学農薬による防除が...