摘要 目的:県内各地の飼料畑や牧草地でイチビやヒルガオ類、ワルナスビ等の強害雑草による被害が増加しているが、こうした強害雑草の多くは旺盛な繁殖力を持ち、除草剤による防除体系が完全には確立されていない...
摘要 2種寄生蜂Allotropa sp.とAnagyrus subalbipesの産卵数・産卵期間・産卵対象ステージが次世代の性比に与える影響等、繁殖特性の多様性を解明する。また、産卵対象とならないステージに対する両種の産卵・幼...
天敵微生物付与装置を利用したマツノマダラカミキリの微生物的防除法の開発
摘要 千葉県富津市のクロマツ海岸林のA~D4つの試験区のうち,過去3年間と同じようにB区にだけ天敵微生物付与装置を5月28日に9基設置した。装置の中にキイロコキクイムシの繁殖したクロマツ枝を入れ装置...
摘要 高度の殺虫剤抵抗性により、殺虫剤による防除が困難になっているコナガの生物的防除法を開発する。10~12年には土着寄生蜂および導入寄生蜂のコナガ密度抑制能力の評価と野外繁殖条件の解明を行い、13...
主要害虫の防除技術の開発-捕食寄生性ハエ類による生物的防除に関する研究(46)
摘要 「ブランコヤドリバエ雌成虫は、アワヨトウ終齢幼虫を寄主とした場合、寄主との遭遇頻度や寄主密度によって、最大繁殖成功度を得るために寄主あたり産卵数を1~10の間で変化させるであろう」と予測してい...
主要害虫の防除技術の開発-捕食寄生性ハエ類による生物的防除に関する研究(60)
摘要 ブランコヤドリバエは寄主あたり複数卵産卵する傾向があるが、そこには最大繁殖成功度を得るための寄主あたり最適産卵数が存在するはずである。これを解明するため、アワヨトウ終齢幼虫を寄主に、雌成虫サイ...
天敵を利用した野菜重要害虫アブラムシ類の防除法確立に関する研究
摘要 野菜等を加害するアブラムシ類は、微小かつ繁殖力旺盛のため薬剤のみによる防除は難しく、薬剤の多投入による防除は同時に抵抗性発達の危険性をはらんでいる。野外では、アブラムシ類を捕食あるいはそれに寄...
摘要 ヒエ類のみを特異的に加害するメイガ類を利用したヒエ属雑草の生物的防除法開発の基礎資料を得るため、この種の発生生態をマレイシア北部ムダ地区において1992年11月から約1カ月間調査した。本種の寄...
摘要 アカゲラ等キツツキ類がマツノマダラカミキリ幼虫の全ステ-ジに対する天敵として有効であることは大体判明したが、その生息密度はそれほど高くなく、被害地への定着および増殖の必要がある。また、アカゲラ...