摘要 エダマメの難防除害虫であるダイズシストセンチュウに対して、夏期緑豆すき込み法による防除方法を確立するため、緑豆の適切な播種時期を明らかにした。また、現地における緑豆すき込み法導入事例を蓄積した...
広域連携型農業研究開発事業 (3)高密度育苗における薬剤側条施用技術及び育苗管理技術の実証
摘要 目的:高密度播種苗田植機に装着した薬剤側条施用機での防除効果や、本県に適した高密度育苗の育苗管理方法について検討する。 成果:高密度育苗栽培は育苗資材費を半減させ、移植までの作業時間を65%に削...
麦栽培における除草剤抵抗性スズメノテッポウ総合防除体系の確立
摘要 目的:近年、県南部で卓効を示してきた除草剤に対する抵抗性のスズメノテッポウが発生し、今後本県の麦作で大きな問題となることが懸念される。そこで、晩生水稲後の麦作で除草剤抵抗性スズメノテッポウの防...
佐賀のブランド米麦の生産性を高めるうえで問題となる重要病害虫の省力かつ効果的な防除技術の開発
摘要 目的: 県内で開発された米麦の新品種は、良食味であるが、病害虫に弱い傾向にある。本課題では、イネにおける新規殺虫剤を主体とした効率的なトビイロウンカ防除体系の開発、および大麦病害の(赤かび病、網...
摘要 目的: 近年、大豆の収量が低迷しているが、その要因の一つとして雑草害が指摘されており、その中でも特に帰化アサガオ類やホオズキ類が増加傾向にある。そこで、恒久的な大豆の安定生産に資するため、帰化...
摘要 目的:越境性害虫ツマジロクサヨトウに関する有効薬剤の探索を行うとともに、制定した薬剤の防除効果を検討する。また、飼料用トウモロコシにおける生育ステージの解明を行うとともに、フェロモントラップに...
摘要 目的:ホオズキの実生苗による栽培体系と、斑点細菌病およびタバコガの防除技術を確立する。 成果:①露地栽培における防虫ネット全面被覆の有効性を明らかにした。②斑点細菌病に対する籾殻マルチ、プロベナ...
ツマジロクサヨトウの効率的な発生予察技術と防除対策技術の開発
摘要 飼料用トウモロコシの被害が懸念されるため、防除に有効な薬剤のスクリーニングを行った結果、パダン等が有効であることを再確認した。また、防除の省力化を図る観点から播種時の種子処理剤について検討した。
摘要 9月播種における「冬自慢」の根重予測モデルは、積算温度、抽根部の根長を説明変数としたモデルの予測精度が最も高く、「福誉」や「冬侍」でも根重が予測可能であった。 台風害を想定した再現試験の結...
摘要 日平均気温を基にした「千葉半立」と「千葉P114号」の開花期予測モデルを作成した。年次、地域、播種日が異なってもRMSEが2日程度の範囲で開花期の推定が可能であった。 日照不足を想定した遮光試験の...
摘要 ・トウモロコシの播種、防除の体系化試験 ・イタリアンライグラスの播種、防除の体系化試験 ・飼料収穫時期の予測の検討 キーワード スマート畜産、ロボトラ、ドローン
【主穀作における気候変動への対応技術の確立】 異常気象に対応できる麦・大豆生産技術の開発
摘要 小麦では、気候変動に対応した播種適期の解明及び施肥等栽培技術の開発。大豆では、「里のほほえみ」の播種晩限の解明、晩播適性の高い品種の選定、極晩播栽培における病害虫防除への対応技術を構築する。こ...
摘要 飼料用オオムギ栽培においては、登録除草剤がないため、米ぬかを用いて防除効果を検討した。雑草量は減少傾向にあったが、米ぬかのコストが高いため、実用的な対策まで至らなかった。また、接着剤等に用いる...
高密度播種苗移植栽培における育苗箱施用剤の側条施用技術の検討
摘要 目的:水稲の高密度播種苗移植栽培においては、育苗箱施用剤を施用した場合、単位面積当たり施用量の減少に伴いいもち病の防除効果低下が懸念される。そこで、育苗箱施用剤の側条施用技術の防除効果を検討す...
摘要 生産副産物(稲わら等)のみを再投入して栽培を継続する「低投入持続型水稲有機栽培技術」と、省力的かつ効果的に秋冬期ほ場乾燥が可能な耕起作業方法である畦立て耕起(二山耕起)とを組み合わせた水稲有機栽...
摘要 近年の地球温暖化により,気象災害や高温による収量や品質の低下が起きている。そこで,強害雑草の防除と播種時期が遅れた場合の栽培体系について本県における有用性・適応性を検証する。
摘要 目的:水稲種子の蒸気消毒装置を用いた実証試験を通じ、植物病理学的な見知に基づいて装置の種子消毒性能を評価する。また、蒸気消毒後の種子の2次感染の発生リスクを調査し、その対策技術を検討する。 成...
ニンニクイモグサレセンチュウ等の総合的防除技術 1 化学農薬だけに頼らないイモグサレセンチュウ等の被害低減方法の開発
摘要 目的:難防除であるニンニクのイモグサレセンチュウに対し、緑肥作物等の被害低減効果を検討する。 成果:ポット試験によりニンニク作付け前に各種緑肥を播種・栽培し、すき込んだ場合、どの緑肥も線虫密度...
革新的技術導入による地域支援 上川地域の小麦なまぐさ黒穂病に対する防除技術の現地実証
摘要 目的:なまぐさ黒穂病の被害抑制のため、耕種的防除法および薬剤による種子消毒と茎葉散布の有効性を検証する。 成果:上川地域において適期播種、適正播種深度などの耕種的防除法の効果および薬剤防除効果...
省力・低コスト病害防除技術開発に向けた播種時・移植時処理薬剤の探索
摘要 種子処理や移植時の灌注処理などにより本圃における病害発生抑制効果のある薬剤と病害の組み合わせを探索し、より省力的な防除の導入を促進する。