Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (6)外来カタツムリ「アジアベッコウ」の農作物に対する食性調査及び農薬による防除効果の検討
摘要 目的:近年,小笠原村母島の一部の地域において外来カタツムリ「アジアベッコウ」(Macrochlamys sp.)の生息が確認され,分布域が次第に拡大しつつある。本種の農作物に対する食性の詳細は明らかではなく,...
摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、 a) 平成27年に鹿児島及び沖縄で発生した牛流行熱ウイルスのG遺伝子領域の遺伝子解析を行った結果、中国本土分離株と高い相同性を示したが、中和エピトープ領域の...
アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、 a) アルボウイルス感染症の遺伝子診断法・分子病理学的診断法の確立については、国内で分離された牛出血病ウイルス(EHDV)について、中和抗原VP2タンパク質につ...
アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、a) 国内分離流行性出血熱ウイルス(EHDV)8株のRNA分節10について国外分離株との比較解析を行い、イバラキウイルスや豪州分離株と同じグループを構成する4株、流死...
アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、a)吸血昆虫が媒介するオルソブニヤウイルス属の特異遺伝子及び抗原検出系の開発について、オルソブニヤウイルス属を共通に検出する系では、既存のRT-PCR法と一致し...
アルボウイルス感染症等の亜熱帯地域に多発する疾病の防除法の開発
摘要 亜熱帯地域に多発する疾病研究に関しては、a)新規アルボウイルスの遺伝学的探索については、正確なアルボウイルス感染症診断において問題となりうる要素を排除し、今後の不明疾病発生に備えるため、ヌカカ等...
(4)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 ・ メコンデルタ地域におけるミカン園の多数事例について、新植園地のグリーニング病の被害発生に影響する各種要因を定量的に解析・評価し、その結果に基づき圃場条件と耕種概要から農家のミカン栽培開始意...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
e.畜産廃棄物・食品廃棄物等の有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発
摘要 農村地域における有機性資源の循環利用を推進するため、1)家畜ふん尿、食品残渣、廃糖蜜等を原料とするバイオマス利活用システムにおいて、ライフサイクルでのコストと化石エネルギー消費量を試算する方法...
3 病害虫防除試験 (2)未解明病害虫防除技術の検討 c ホワイトサポテ炭疽病の発生(新病害)
摘要 目 的:2008年,亜熱帯農業センター露地試験圃場で栽培中のホワイトサポテの果実に斑点性の病害が発生し,その後2010年まで発生が認められている。ホワイトサポテ栽培の阻害要因となるため,病原菌を特定し...
亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導a オガサワラオオコウモリによる農業被害対策~ネットハウスの設置コストとその効果~
摘要 目 的:絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)にオオコウモリが指定され,保護増殖事業が平成22年度より始まった。オオコウモリや野生鳥類と農業の共存を図るため,野生鳥獣に...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
(4)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 ・ カンキツのグリーニング病の感染拡大リスクと防除技術の評価に有用な、作物病害の拡散動態を予測する個体ベースモデルの骨格部分を構築し、解析を開始した。・ 防除意志決定に意味を持つ感染リスクの季節...
(4)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 メコンデルタ地域でのミカンキジラミ成虫の発生は、乾季後半~雨季前半に高まり、その後低下する。一方、グリーニング病の病勢進展は、ミカンキジラミ発生に3~5カ月遅れる。そこで、雨季後半に無病苗を定植...
摘要 本剤を土壌に混和処理することで、まず、製剤周辺の青枯病菌を微生物増殖誘導物質の徐放により活性化させ、次に水に対する溶解性の低い没食子酸エステル類を放出させて殺菌することによる青枯病防除のための...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)イネウンカ類の東~東南アジア地域個体群を各種20系統以上採集して薬剤感受性と抵抗性品種加害性を検定し、これらの特性は、地域によって明確な差違があることを明らかにした。フタテンチビヨコバイは、...
3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 本中課題は、年度計画に沿って順調に進捗している。「グリーニング病」プロジェクトでは、ベトナム南部果樹研究所との共同研究が円滑に進められている。「ココヤシ害虫」プロジェクトでは、ハムシの人工飼育...
亜熱帯生物資源活用システム高度化のモデル試験研究(アメリカフウロ)
摘要 目的:亜熱帯生物資源の高度活用へ向けた基盤強化事業において、モデルとして雑草アメリカフウロを利用した土壌病害および雑草防除技術の実用化を行う。雑草の栽培、種子生産、製品加工、品質検査、防除効果...
3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 1) カンキツグリーニング病の実際の伝搬過程を閉鎖系で再現するために、ガラス室内の罹病樹上に産卵させた卵から羽化したグリーニング病細菌保毒ミカンキジラミ成虫の育成に成功した。2) ミカンキジラミを...