摘要 ばか苗及びもみ枯細菌病に対して、65℃温湯消毒及び化学農薬等との併用処理により発病が減少した。もみ枯細菌病について軽量培土と組み合わせることにより防除効果が高まった。また、穂いもち及び紋枯病に対...
蒸気を用いた新規水稲種子消毒法による水稲種子伝染性病害防除法の開発
摘要 農薬を用いずに、いもち病、ばか苗病及びもみ枯細菌病等の水稲種子伝染性病害防除を実現するため、蒸気を利用した新たな種子消毒技術を開発する。各病害の罹病種籾を共同研究機関の株式会社日阪製作所におい...
摘要 ばか苗及びもみ枯細菌病に対して、65℃温湯消毒及び化学農薬等との併用処理により発病が減少した。また、もみ枯細菌病について軽量培土と組み合わせることにより防除効果が高まった。
減農薬栽培に対応した水稲の種子伝染性病害に対する防除体系の確立
摘要 地域で問題となっている、またはなりつつある病害虫を対象として、ブロック単位で都道府県が課題を共有し、試験等を分担して防除体系等を構築する体制の構築を実証する。関東ブロックでは左記課題を取組み、...
摘要 生産現場の育苗実態は、カスミン剤による消毒例は比較的少なく、種籾に対する消毒のみに頼る傾向が強かった。また、催芽を行い、適正な温度管理による育苗の防除効果は高かったが、催芽が不十分で播種後の...
摘要 病害虫発生予察事業における、水稲病害虫巡回調査対象の生産者に対する育苗管理に関するアンケートや、診断業務で持ち込まれた発病事例の具体的な育苗管理方法を解析し、生産現場の育苗管理実態を把握する...
摘要 QoI剤耐性いもち病菌の持込を防ぐための薬剤選定を行い、ベノミル剤やフルジオキソニル含有剤の殺菌活性が高いことを明らかにした。 、 イソチアニル剤の播種同時施薬により苗でのもみ枯細菌病の発生が抑制...
摘要 優良種子の生産のため、もみ枯細菌病菌の保菌程度を低下させる防除法および化学農薬に依存しない防除法を検討した。 本田期防除による保菌密度低減を目的に行った試験では、すべての区から病原細菌が分...
遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発、1)イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発、(2)温湯消毒と生物農薬の組み合わせによる防除効果
摘要 目的:イネ苗立枯細菌病およびもみ枯細菌病に対する温湯消毒と生物農薬の組み合わせの防除効果を検討する。、成果:病原菌の検出結果は、種籾および催芽籾の振とうでは、無防除区からは全て検出された。浸種...
遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発 1) イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発 (2) 温湯消毒と生物農薬の組み合わせによる防除効果
摘要 目的:イネ苗立枯細菌病およびもみ枯細菌病に対する温湯消毒と生物農薬の組み合わせの防除効果を検討する。成果:病原菌の検出結果は、種籾および催芽籾の振とうでは、無防除区からは全て検出された。浸種液...
突発性病害虫の発生生態と防除 (2)イネもみ枯細菌病菌の種子への感染実態の解明と防除法の確立
摘要 本病の種子伝染以外の第一次伝染の可能性を明らかにするため、本田移植後の感染すなわち田面水中及びイネ体における本病菌の動態を昨年に引き続きPCR法で調査した。移植直後から出穂直前までの田面水から...
突発性病害虫の発生生態と防除 (2)イネもみ枯細菌病菌の種子への感染実態の解明と防除法の確立
摘要 種子への感染経路を明らかにするため、本病発生地域の水路、田面水中及びイネ体における本病菌の動態をPCR法で調査した。代掻き後から出穂期まで、水路や田面水からは本菌は検出されなかった。各生育ステ...
摘要 目的:水稲の減農薬栽培については、体系的に示されたものがないことから、いもち病をはじめ、個々の病害虫についての農薬低減技術を組み合わせて提示する必要がある。そこで、水稲について、育苗期から本田...
63.水稲病害虫の発生生態と防除 (1)総合的病害虫管理技術の確立・実証
摘要 温湯種子消毒:比重選はもみ枯細菌病菌の菌密度低減に有効であり、温湯消毒はもみ枯細菌病に対する種子消毒法として有効であった。ばか苗病、褐条病、心枯線虫病に対して薬剤処理と同等の防除効果があり、実...
67.突発性病害虫の発生生態と防除 (2)イネもみ枯細菌病菌の種子への感染実態の解明と防除法の確立
摘要 温湯消毒した種子からはもみ枯細菌病菌が検出されず、苗での発病も見られなかった。このことから、温湯消毒は、もみ枯細菌病に対する種子消毒法として有効であることが明らかになった。 研究対象 水稲 戦略 ...