12.病害虫の診断・防除技術の確立 (1)診断・同定の迅速化と発生予察法改善による病害虫制御技術の開発 (イ)発生予察及び発生予察技術の開発
摘要 目的:病害虫の発生量、発生時期を予測するため、県予察ほ場を設置して病害虫の発生の動向を把握する基準とし、病害虫発生情報を提供する。計画:(1)普通作物発生予察調査、(2)野菜発生予察調査、(3)果樹発...
スイカ果実汚斑細菌病菌の検出・定量技術および制御技術の開発(48)
摘要 高感度検出法を確立するため、当該病原細菌以外の微生物の集落形成を極めてよく抑え、病原細菌のみ高感度に検出可能な選択培地を開発した。海外で効果が高いとされている15分間1%塩酸溶液処理、24および 48...
摘要 スイカ、キュウリ、ナス寄生のワタアブラムシを採集しクローンの継代飼育系を確立した。また、これらのクローンについてキュウリを寄主とした場合の増殖率を調査した。スイカ寄生のワタアブラムシの純繁殖率...
スイカ果実汚斑細菌病菌の検出・定量技術および制御技術の開発(42)
摘要 大量の種子中の微量な病原細菌を検出するため、増菌法による種子からの検出法を開発した。ラテックス粒子およびStaphylococcus細菌菌株を用いた凝集法は、簡便かつ安価な診断法であり、圃場レベルでの迅速な...
摘要 キュウリ寄生のワタアブラムシをクローン化し、キュウリ、メロン、スイカ、カボチャの4種のウリ科野菜を寄主とした場合の増殖率と生存率を切り葉上で比較した。その結果、旬繁殖率(R0)は、キュウリとカボ...
摘要 腐敗したスイカとニガウリの果実から糸状菌を分離して、各作物の果実に再接種して病原性を確認するとともに培養形態から菌の同定を行った。その結果、スイカからの分離菌は、無傷のスイカ果実に病原性を示し...
摘要 10年5~6月に山形県で育苗中のスイカ苗が腐敗するの原因不明の新病害が発生した。また、本畑では、8月に果実表面が黒褐色のやや盛り上がった汚斑になり、腐敗した。罹病部から細菌を分離し、細菌学的な...
摘要 10年春~夏に山形県において、我が国で初めてスイカ果実汚斑細菌病の発生が確認された。本病は種子伝染し、アメリカでは甚大な被害を及ぼしているので、我が国でも大発生する可能性が危惧される。そこで、...