摘要 笠間森林技術センター管内をモデル地区とし、6つの基準の指標を当てはめて具体的な数値の算出を試みると共に、数値を得る上での問題点の解決をはかる。また、条件の異なる他地域における適用可能性について...
摘要 当研究では、先発林業地を抱える近畿地方を対象に、高性能林業機械の導入実態を、既存伐出システムとの比較も踏まえて明らかにする。近畿地方での高性能林業機械の保有台数は、他地方に比べて著しく少ない。...
摘要 9年度は、幾何精度の高いオルソフォト作成のために、空中写真で判読可能な点、GCPをGPSで測量する手法について検討を行った。GCPをGPSで測量する方法を検討した結果、条件a:GPS測量可能、...
摘要 四国地域の特徴として、豪雨・急傾斜地が多く、スギ・ヒノキの人工林化が進んでいることと中山間地域が多いことがあげられる。戦後植林された人工林が資源的には成熟期を迎えつつあり、収穫と更新による森林...
摘要 稲作経営の大規模化に伴い、同一品種でも熟期分散が求められる。このため、水稲の出穂変動要因を解明し、制御のための方策を検討する。日長や温度等によらない変動要因としては、稲体の窒素栄養条件、とくに...
インドネシアにおける経済発展に伴う農村社会経済構造変化の解明
摘要 インドネシアにおいて高度経済成長が農村社会経済にもたらす影響を明らかにし望ましい農業経営の発展方向を提示することを目的に、西ジャワ灌漑水田村において無作為に抽出された116戸を対象に聞き取り調...
摘要 西ジャワ州チレボン県において調査を実施した。土地所有は役人層に集中(Gini0.93)、貸借により経営地の集中度は低くなる(0.71)。多就業で所得配分はより均等である(0.46)。稲作は耕耘...
林業の展開と地球環境変動の相互関係に関する社会経済的予測(290)
摘要 我が国の森林及び住宅(森林セクター)に蓄積されている炭素量は1.76Gtで、内訳は人工林に0.59Gt、天然林に0.85Gt、住宅に0.31Gtである(ただし、土壌中の炭素については考慮してい...
摘要 本研究は、木材貿易が資源利用・環境保全に与えるインパクトをマクロフレームで分析・評価することを課題とする。年次計画;木材需給の国際構造変化の解明(8~9)、輸出国の産業・貿易構造と環境の関連性...
摘要 各国で行われている研究を参考にしつつ、他の3つのサブ研究テーマから得られる森林セクターの各炭素固定機能を評価するための手続きを、システム・ダイナミックス手法によりモデル化する。森林セクターの需...
摘要 (1)同齢林経営においては、皆伐した場合の更新方法をまず決定し、次に伐採の決定を行うのが合理的である。最適意思決定モデルにおける施業の直接的決定要因は、現時点以降の費用と便益の予測と経営者の資...
全国レベルで林業が資源・環境に与える影響の経済的評価(292)
摘要 林業が資源・環境に与える影響を評価するには、林業活動が停止する方向に向かった場合に予想される資源・環境の変動と、林業生産が持続的に行われた場合に予想される資源・環境の変動とを比較するのが妥当だ...
摘要 わが国の人工林資源は成熟化しつつあるが、国産材価格の低迷、経営コストの高騰、林業労働力の減少・高齢化などにより、林業生産活動は低迷している。こうした状況を打破するねらいから、伐出作業の効率化、...
摘要 林業労働者の減少・高齢化に対応して西日本地域を中心に森林管理の作業を実施する第三セクターの設立が相次いでいる。これらは単に、これまで森林管理を支えてきた林家や林業事業体に代わって地域の森林管理...
摘要 第三セクターの事例として福岡県添田町の「株式会社ウッディ」を対象に、その設立の背景、事業内容、労働力確保の状況、経営状況などの実態調査を行った。同社は、平成3年の台風17、19号が九州地方の森...
林業活性化のための林業労働者の育成・定着条件の解明(296)
摘要 林業労働者確保のための市町村の主要な助成内容は、(1)もっとも多いのが社会保障制度などの退職金制度へ掛け金助成(事例:静岡県龍山村、宮崎県須木村)、(2)未経験の新規参入者を雇用した事業体(森...
摘要 人口の多い都市地域でのスギ花粉症被害を軽減するには、花粉発生源と居住地域との間に花粉濃度の低下を図るためにスギ密度の低いバッファゾーンを形成する方策が有効であると思われる。その対象となる都市周...
摘要 日本市場においてウエイトが高まっているチリ造林構造を分析した結果、(1)チリの林産・パルプ工業の主要原料であるラジアータパインの造林は、アェンデ政権時代(1970-73年)に始まる国営造林によ...
国有林材の有利販売のためのマーケティング手法の開発(287)
摘要 スギについては大阪営林局津山営林署、ヒノキについては名古屋営林支局新城営林署を対象として、販売情報のデータベース構築作業を行った。さらに、研究期間の後期に入ったことから国有林野事業における販売...
摘要 タイ国カンチャナブリ県メクロン流域の山沿いの平坦部にあるカレン族のノーンバン集落と主要幹線道路沿いのタイ族のランマケ集落を中心に、農民に所有されている土地の利用パターンの違いを分析した。前者は...