摘要 "白米のタンパク質含量は米の食味に大きく影響している。特に、これまでの研究で、プロラミンが食味の粘り特性への関与が大きいと推定されたので、土壌・施肥管理等を変えた場合のプロラミンの変動を米の糊...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査
摘要 上越市では、同市西部中山間地域において、農村の活性化と「食」を通じた市民の健康作りをめざし、「上越リフレッシュビレッッジ事業」を展開している。本研究では、同地域における土壌、気象等の環境条件と...
摘要 米の食味は玄米中の窒素含有率に大きく影響され、食味向上には窒素施肥法の検討が必要であることから、1992~95年に種々の窒素施肥条件下で水稲を栽培し、窒素吸収量、収量、食味等を調査した。199...
摘要 6年の稲作期間は高温・多照で、北陸の水稲の作柄は作況指数104の良であった。当場の作況基準試験では穂数および穎花数が多なった割には登熟歩合・千粒重の低下が少なく、越路早生、キヌヒカリは平年比1...
摘要 6年は、米飯物性への影響が大きいと推測される米中タンパク質のプロラミンに着目し、窒素供給パターン及び登熟期の環境条件の影響についてコシヒカリを用いて検討した。緩効性肥料を組み合わせて圃場試験を...
摘要 礫質灰色低地土の現地圃場(新潟県南魚沼郡塩沢町)と細粒強グライ土の北陸農試圃場(上越市)において、肥効調節型肥料を利用した種々の窒素供給パターンで水稲の栽培試験を実施し、米の食味特性値に対する...
摘要 塩素系肥料(塩安)の施用が水稲の生育・収量、米の成分組成に及ぼす影響の解明と品質向上を目指した塩素系肥料の施肥技術を明らかにするため、5年に引き続き硫安を対照として、コシヒカリと越路早生を用い...
摘要 乾燥温度25~50度と稲架かけの計6試験区で、胴割れ率、発芽率、白度、炊飯特性、米飯物性、糊化特性、近赤外線分光特性を測定した。その結果、白度と発芽率は乾燥温度と負の相関が認められたが、炊飯特...
摘要 良食味米の需要の増大から、長期間品質が安定した状態で米を貯蔵することが生産者に求められている。米の貯蔵は、低温下で行うことが好ましいことはすでに広く理解されているが、コストとの兼ね合いで未だ大...
摘要 米の食味は玄米中の窒素含有率に大きく影響され、食味向上には窒素施肥条件の検討が不可欠である。6年度は速効性及び緩効性窒素肥料を供試し、良食味品種ヒノヒカリに対する窒素施肥反応を検討した。可給態...
摘要 暖地水田土壌では有機物分解が速いため無機肥料のみの施用では地力窒素が低下し、作物収量の減少を招く。そこで、わらを水田に還元し、作業の省力化と同時に地力窒素の向上を目的として、稲わら及び麦わらの...
摘要 貯蔵中に米の食味品質を低下させないよう,米粒内の脂肪酸の拡散を抑える乾燥技術を開発するための基礎研究を行った。米粒内における有機酸及び水分の物質移動モデルとして,でんぷん塊を均質拡散モデル,維...