摘要 タイ東北部の乾期における深刻な飼料不足に対処することを主たる目的とし、各種牧草・飼料作物の潅水条件下における生育、収量、飼料成分等について比較検討するとともに、それらを経済的に評価するための圃...
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発(109)
摘要 土壌への有機物還元容量を増大させることをねらって、多収性の潜在能力のある草種・品種を検索している。トウモロコシについて、晩生及び二期作用品種を対象に、その生産力を播種期及び黒ビニールマルチの効...
飼料作物の高位生産作付体系下における土壌養分動態に基づく有機物還元容量増強(122)
摘要 ふん尿の還元容量を増強することを目的とし、ソルガムーライコムギの高位生産作付体系において、液状きゅう肥を毎作16t/10aまで施用量を変えて土中施用し圃場試験を行った。施用量の増加にともない、...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯で発生が問題となっているソルガム麦角病菌の形態及び発生生態を検討した。日本産菌は九州で発生するSphacelia sorghiと主に関東で発生するClavicep...
摘要 ソルガム新品種カゼタチについて、適正栽植様式を密度と畝幅の両面から検討したが、5年は冷夏による生育遅延のため結論は出せなかった。一方、ソルガムの栽培利用上必要な品種の出穂反応を明らかにするため...
水分ストレス耐性の生育ステージ別品種スペクトラムの生理学的解明(107)
摘要 発芽・初期生育期における水分ストレス耐性の草種・品種間差を検討した。トウモロコシ種子の浸漬耐性には品種間差が認められたが、これは遺伝的特性の違いに起因するものと活力の違いに起因するものが複合し...
摘要 本年度は、カチオン吸収の作物系統変異の解析の一環として、水耕栽培した水稲4系統(日本晴、タカナリ、フジミノリと根が伸長しないミュータント)、コマツナ、テンサイ、トウモロコシ、ソルガムがK欠乏処...
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発(108)
摘要 飼料作物の超多収性を利用して土壌中の有機物還元容量の増強を図ることを目指し、多収が期待できる新たな草種・品種の探索と、移植、マルチなど栽培技術の改善による生産性の向上効果を検討した。1)トウモ...
飼料作物の高位生産作付体系下における土壌養分動態に基づく有機物還元容量増強(123)
摘要 飼料畑におけるふん尿の還元容量を増強するため、ソルガム-ライコムギの高位生産体系において飼料の安全性と環境保全を考慮に入れつつ液状きゅう肥土中施用の効果と養分の動態を圃場で検討した。施用量の増...
ソルガム麦角病の発生生態の解明とその防除技術の開発(126)
摘要 本邦で発生しているソルガム麦角病菌の種の同定、毒素産生性の検討および抵抗性ソルガム品種の探索を行った。前年度報告した 2系統の菌(西那須野菌及び都城菌)は明らかに別種であり、両者の形態から西那...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯において毒素産生病害ソルガム麦角病の発生が拡大し、問題となっている。本病の制御技術開発の基礎とするため、ジンバブエ国の国際半乾燥地帯作物研究所(SADC/ICRI...
摘要 植物根の更新に伴う有機物の富加、連続した孔隙の生成により、トラクター深耕の難しい急傾斜畑下層土の物理性改良を試みた。黄色土崩積畑では鎮圧処理をせずに、同造成畑では表土15cmを剥ぎ、接地圧3k...
摘要 ばれいしょとその後作として収益性の高いキャベツ、なばな、地力増進と線虫抑制が期待されるあさつき、ソルガム、クロタラリアを栽培し前後作適合性と収益性を検討した。ばれいしょは気象条件が不順であった...
摘要 トラクター深耕がむつかしい急傾斜畑の下層土の、通気性、透水性の改良、粗放管理畑の低コスト保全対策技術開発のため、周年アルファルファ、キマメ-麦、ソルガム-麦、作付による効果を比較する圃場を造成...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯において毒素産生病害ソルガム麦角病の発生が拡大し、問題となっている。本病の制御技術開発の基礎とするため、国際半乾燥地帯作物研究所(ICRISAT)に滞在し、本病の...
ソルガム麦角病の発生生態の解明とその防除技術の開発(145)
摘要 本邦で発生しているソルガム麦角病菌の同定のため、形態及び寄生性等の検討を行った。各地で採集した菌株は2系統に分けられ、初めに栃木県西那須野町で採集された菌(NC菌)と宮崎県都城市で採集された菌...
摘要 播種作業の精度は、出芽、生育および収量に直接影響する。センシング、制御技術を応用した簡単かつ高精度な播種機を開発する。市販の空気式播種機に各種センサを取り付け、播種作業(播種量、播種間隔、播種...
摘要 主要草種毎に品種レベルに主眼をおいた栽培法の検討を行った。トウモロコシ、ソルガムについては品種の栽植密度反応をみた。トウモロコシの乾物収量は低密度の5900本/10aでは減少したが、7100、...
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発
摘要 飼料作物のなかには、ソルガム属、ペニセタム属の草種を中心に潜在的には4■/10a以上もの乾物生産力を示し、多量の養分を吸収する能力を有しているものがある。このような飼料作物の特性を利用して土壌...
水分ストレス耐性の生育ステージ別品種スペクトラムの生理学的解明(112)
摘要 飼料作物の草種・品種について、耐湿性の違いを生育段階別に解明する。本年度はトウモロコシ、ソルガム、イタリアンライグラス、麦類の発芽・初期生育段階について検討した。まず、種子の水浸漬抵抗力をみた...