シルクトウの生産と短繊維化技術の開発-シルクトウの繰糸技術の開発-(156)
摘要 シルクトウ牽切に適合し得るシルクトウの効率的な生産を図るための繰糸技術について検討した。繰糸方法では、繰糸湯中に精練用酵素剤を使用した新たな繰糸法や非イオン界面活性剤ソフミンR-6を使用したダ...
摘要 従来から特徴ある生糸として注目されている牛首玉糸や赤城糸の繰製技術を発展させ、繭糸を分離・交絡させることにより膨らみとかさ高性に富んだ交絡生糸の繰糸装置並びに繰製技術の開発を行った。この繰糸法...
摘要 絹糸を利用した生分解性バイオ釣り糸の製造方法を検討し、次の結果を得た。(1)糸の形態は撚糸よりもトルクの生じにくいブレード糸(編組糸)が望ましく、樹脂被覆処理前にブレード生糸を95℃、10分間...
摘要 5年度までの経常研究(所内特研)において、今後、需要増大が予想される高級洋装用素材として、従来の絹紡糸には持ち合わせていない特長を有するシルクトウ紡績糸(スパン糸)を開発した(特願平5-413...
摘要 繊度むらが少なく、高強度の生糸の開発と利用が目的である。目標としていた水中結節強度3.5g/d(繭糸の空気中の無結節強度は約3.5g/d)に近い3.0g/d(一般の生糸の水中結節強度2.0g/...
摘要 細繊度繭・太繊度繭・広食性蚕繭等特徴ある繭を原料とした絹素材の効率的な生産体系を確立するため、本年度は太繊度繭を対象とした新規用途開発を行った。シルクを洋装などアウター用素材として用いるために...
摘要 製糸工程における新繭補充機ならびに給繭機の繭量の計測方法を確立するため各種センサーを用いて検出方法を検討した。新繭補充機内の繭量計測には拡散反射型光電センサーを用い、補充機内の繭の反射光強度か...
摘要 本研究は高強度繭糸の利用を目的としている。昨年は蚕にホルモンを投与し3眠化して繭糸繊度1dの繭を生産した。本年度はこの繭で高強度絹つり糸用素材としてのブレード糸を作った。ブレード糸は16d生糸...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-新用途繭の絹糸物性評価-(148)
摘要 「しんあさぎり」の1-4齢低コスト人工飼料5齢桑葉育を基礎とした革新的養蚕技術システムの開発が推進されている中で、得られた繭が絹需要の多様化に対応出来る特徴や性質を持っているか等を明らかにする...
摘要 多段バンドの繭乾燥機内の温度を繭の進行とともに連続的に計測する装置を開発し、製糸工場の乾燥機の右側、中央、左側の3個所の温度を同時計測した。その結果、進行方向における温度分布や右、中央、左の横...
摘要 繭糸繊度がこれまでにない広範囲に異なる繭についての繭糸質と生糸の繊度特性、さらには繭糸繊度の違いと織物特性を明らかにする目的で、供試繭の性状、生糸繊度の平均偏差率(U%)、織物のたて縞出現、並...
摘要 絹撚糸を95℃の水中に10分間浸漬後、15%延伸して緊張状態のままで自然乾燥し、光硬化樹脂ウレタンアクリレートオリゴマーを用いてモノフィラメント樹脂被覆絹釣り糸を製造した。釣り糸を海洋(隅田川...
摘要 膨らみとかさ高性に富んだ新形質生糸を繰製・開発するため試作した交絡生糸繰製装置を用いて、実用装置として必要な要素技術及びその機構について検討した。機構面の主たる改良点は(1)固定接緒方式におけ...
シルクトウの生産と短繊維化技術の開発-シルクトウの繰糸技術の開発-(144)
摘要 シルクトウ繰糸の効率的な生産を図るため従来の繰糸方法及び繰糸装置の改良について検討した。繰糸方法においては、繰糸湯中に精練用酵素剤または界面活性剤を使用した新たな繰糸方法を確立した。また、装置...
摘要 三眠蚕繭や新蚕品種繭から邦楽絃を試作した。その音色は優れており、三絃の音色のスペクトル解析では低音側の440Hz付近にピークが有り、高周波数ではピークが周期的に現れ音の割れが少なく、生挽生糸で...
シルクトウの生産と短繊維化技術の開発-シルクトウの短繊維化とスライバーの複合化技術の開発(141)
摘要 シルクトウの製造方法を精練繰糸で行なう場合、油剤付与が難点であつたがローラー式オイリング装置を新たに導入した。その油剤効果を検討する一として、牽切段階での静電気の発生量を測定した。その結果、(...
摘要 電子式デジタルカウンタとソレノイドを応用した糸長測定制御装置を試作した。本装置は繰枠に巻き取る生糸の長さを約10■単位で制御することができる。その糸長の指定はカウンタのプリセットキーによって最...
摘要 農林水産省委託試験15件(春7件、初秋4件、晩秋4件)、蚕品種共通試験26件(春14、初秋なし、晩秋12件)、当所限雑種試験 105件(春43件、初秋21件、晩秋41件)の合計146件について...
摘要 現行検定法によって試験を実施した7県の成績の変動係数を求め、県間のバラツキ程度を例年と比較すると、選除繭歩合、生糸量歩合、繭糸長についてはおおむね例年並みの安定した成績であったが、解じょ率につ...
摘要 1)生糸27d×2本の強撚糸2200T/mのS2本・Z2本と甘撚り糸200T/mのS2本、Z2本を引き揃え、上撚り数を200、300、400T/mで製造した上撚り法ニューストレッチシルクをよこ...