摘要 有機質資材の利用に関して、窒素肥効率(化学肥料中の窒素利用率と比較した場合の有機質資材中窒素利用率の比率)の把握が重要であることから、関東東海管内の最近4カ年における503件の試験研究情報を収集...
土壌の可給態ケイ酸の評価法の開発-リン酸緩衝液抽出法の検討-(97)
摘要 これまで水田土壌の可給態ケイ酸の評価に関しては多くの研究が行われ、いくつかの評価法が提案されている。しかし、どの方法も一長一短があり、このことがケイ酸資材の効率的施用法の確立を妨げる一因となっ...
摘要 農薬によらない病害防除技術を開発するため、作物の土壌伝染性病原糸状菌を摂食し、作物への病原菌の感染を抑制する効果の高いトビムシ類の種類の探索を行なった。福島県を主に、北日本地域から採取された3...
摘要 林地土壌から採取されたトビムシのうち作物病原糸状菌を餌に一週間以上生存したのは23種で、繁殖したのは3種であった。繁殖した3種のうち1種は数世代後に死亡し、2種(ともにHypogastruri...
摘要 熱帯と亜熱帯の間で有機物の施用効果を調査・比較するとともに、オーストラリア国際農業研究センター(ACIAR)とタイ農業局(DOA)の共催により開催された土壌有機物の管理に関する研究集会に参加し...
摘要 畑及び林地土壌やミミズ糞から13種のトビムシ類が採取され、そのうち2種が作物病原糸状菌を摂食し繁殖した。ところが1種は数世代後に死亡し、他1種が供試菌7のうち4菌で累代飼育可能であった。この種...
摘要 土壌表面や土壌中に生息し密度が高いトビムシ類の食菌性を活用し、土壌伝染性病原糸状菌の畑作物への感染力の抑制機能を評価する方法の開発を目的とする。前期(5~7年)では抑止型土壌や病害発生土壌から...
水稲生育の相違と登熟期の根および葉身活力の推移との関係(38)
摘要 旺盛な作物の生育を維持するには,葉身および根部の活力を,長期間高く持続させることが重要である。活力評価法として15Nを用いるトレ-サ-法を適用し,窒素施肥条件を変えて(基肥重点区,穂肥重点区)...