摘要 レッドデータブックに記載されている本県に固有な希少植物の多数の種で、絶滅の危険性が高まっている。そこで個体数が著しく少ない種での増殖方法の検討や将来的な絶滅防止のための技術開発を検討する必要...
野菜・花きの栽培改良 6 県産主要鉢花における高温対策技術の確立 (1)シクラメン 2)遮光資材試験
摘要 透光率の高い遮熱資材がハウス内の環境に及ぼす影響を調査したところ、気温は無処理比95%と黒色遮光ネットの94%とほぼ同等の気温抑制効果であったが、照度は無処理比79~86%と高い透光率が確認された。
摘要 早生品種の育成と高品質な品種の育成を目標とした8組合せの交雑を行い、核を獲得した。令和2年度交雑実生は緑枝接ぎ後、121個体を定植した。 実生の選抜では結実した40個体について果実調査を行い、12個...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (2) 省力栽培可能な品種の育成
摘要 6組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和2年度交雑実生は緑枝接ぎ後、57個体を定植した。 実生の選抜では結実した146個体について果実調査を実施し、32個体を継続とした。 軟化させた「甲斐トウ果1...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 4組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和2年度交雑実生は緑枝接ぎ後、109個体を定植した。 実生の選抜では145個体について果実調査を行ない、25個体を継続とした。一次選抜系統「モモ山梨21号」を二...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 2 山梨県のフラッグシップとなる欧州系醸造用品種の選抜~果実特性の解明~
摘要 白ワイン用2品種および赤ワイン用4品種5系統について、栽培特性や果実品質を調査した。赤ワイン用4品種について、アントシアニン含量の推移を調査した。また、明野試験地(冷涼地)での生育・果実特性を調...
4.醸造用ブドウ品種・系統の 選抜 1 導入主要品種系統の特性調査
摘要 ウイルスフリー化した「甲州」追加1系統および推奨4系統について、栽培特性や果実品質を調査するとともに、試験醸造によりワイン品質の検討を行った。
醸造用ブドウ新品種の育成 2 ワイン品質に優れた醸造用品種の育成
摘要 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度交雑実生80本の苗木を養成した。実生の選抜では、結実した99個体の調査を行った。果実選抜した2個体について試験醸造を行った。 「醸造ブドウ山梨55号」...
醸造用ブドウ新品種の育成 1 耐病性を有する醸造用品種の育成
摘要 5組合せの交雑を行い、種子を獲得した。令和2年度の交雑実生は、幼苗に直接噴霧法によるベと病耐病性の予備選抜を行い、249本を仮植した。実生の選抜では、245個体について果実調査などを行った。果実選抜...
生食用ブドウ新品種の育成 3 系統適応性検定試験 (生食用ブドウ)
摘要 ブドウ第15回系統適応性検定試験(生食用)において、供試されている「安芸津31号」から「安芸津34号」の4系統について植付4年目の栽培特性・果実品質を調査した。
摘要 (1)抵抗性品種の育成 2組合せの交雑を行い、種子を獲得した。実生の選抜では、9個体について果実調査を行い、6個体を継続とした。 (2)抵抗性育種母本の育成 3組合せの交雑を実施し、種子を獲得した。本...
摘要 (1)交雑及び選抜 6組合せの交雑を行い、種子を獲得した。実生の選抜では、結実した79個体について果実調査を行い、34個体を継続とした。 (2)二次選抜系統の品種特性の把握 二次選抜系統1系統について特...
ICT・IoTを利用した農作物の生育と害虫発生予測法の開発 1 ICTを利用した農作物の生育予測法の開発 (2)予測システムの精度検証
摘要 水稲栽培期間中に2つの予測システムのうち、農研機構作成のシステムは精度が高かったものの、民間のシステムは採用している気温予測データと実測値との乖離が大きくモデルの精度も低かった。
ICT・IoTを利用した農作物の生育と害虫発生予測法の開発 1 ICTを利用した農作物の生育予測法の開発 (1)水稲、麦類
摘要 年次や移植時期の違うデータを用い水稲2品種、麦類3品種の生育予測モデルのパラメータを品種ごとに算出した。
野菜・花きの栽培改良 6 県産主要鉢花における高温対策技術の確立 (3)ふじさんアジサイ
摘要 ふじさんアジサイの花色は、日中の気温が30℃を越えると緑化しやすいことが確認された。また、花色を赤色に変化させるには、夜温の低下だけではなく、日中の気温も低下も関係することが示唆された。
野菜・花きの栽培改良 6 県産主要鉢花における高温対策技術の確立 (2)シンビジウム
摘要 シンビジウムで花飛びが生じやすい2品種を用い、異なる夜温で夏季に60日間管理したところ、高温で管理した株は、花飛びや生育遅延が生じた。また、処理開始時の花茎が比較的長いもの(7~10cm)は花茎の枯...
野菜・花きの栽培改良 6 県産主要鉢花における高温対策技術の確立 (1)シクラメン 3)散水試験
摘要 夏季に散水チューブを用いて散水することで、日中の気温を最大3~4℃低下させることができ、温度上昇の抑制効果は17:30頃までみられた。また、散水を行った場合、品種により葉数や花蕾数が増える傾向がみられ...
摘要 大玉で食味、着色の優れた品種、また、気象変動にも対応できる品種等を開発する目的で、2組合せの交雑を行い、核を獲得した。 本年度結実した80個体について果実調査を行い、12個体を継続とした。
野菜・花きの栽培改良 6 県産主要鉢花における高温対策技術の確立 (1)シクラメン 1)加温試験
摘要 シクラメンの地上部または地下部を40℃で加温すると、花冠径、葉数、花蕾数は、無処理区と比較して減少し、地上部加温区の方が葉数および花蕾数への負の影響が大きい傾向がみられた。
野菜・花きの栽培改良 5 コチョウランの光条件の改善による効率的生産技術の確立
摘要 自然光の弱い条件下では、30μmol/㎡/s程度の弱いLED補光でも開花の前進化や品質向上の効果がみられた。光強度が高いほど開花は早まる傾向があるが、花茎誘導などの弊害が生じる。 弱光環境下で生育前半(花...