室温-1°C、湿度30%の貯蔵庫で保存された作物50種の種子寿命の推定
要約 室温-1°C、湿度30%の種子貯蔵庫で保存された種子の、のべ40万回の発芽試験結果を統計的に解析することにより、主要な作物の種子寿命および生存曲線パラメータを推定できる。推定種子寿命は、作物間で、また...
要約 内部精度管理用のカビ毒自然汚染穀類粉末6試料について高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析装置(LC-MS/MS)による定量分析を行っている。その結果、T-2トキシンの誘導体(配糖体、アセチル化体)の濃度...
要約 生物資源モニタリングの活用により放牧地・放牧牛を適切に評価・判断することを通して、広域地域間の連携による繁殖和牛の周年放牧ができ、環境負荷軽減、更なる低コスト飼養、耕作放棄地の積極的活用を図る...
要約 この分析法は代表的な麦汚染かび毒であるデオキシニバレノール、ニバレノール、T-2トキシン、HT-2トキシン、ゼアラレノンについて高速液体クロマトグラフタンデム型質量分析装置(LC/MS/MS)を用いて一斉分析...
北海道の水田転換畑から発生する一酸化二窒素は黒ボク土より泥炭土で大きい
要約 一酸化二窒素発生量は、黒ボク土水田転換畑に比べ泥炭土水田転換畑で顕著に大きい。泥炭土水田転換畑の高い一酸化二窒素発生は9月~10月にかけて観測される。さらに、泥炭土水田転換畑では、慣行耕起栽培に...
要約 [ポイント] 農耕地土壌とそこに栽培される作物の放射能汚染に関する日本における唯一の情報として長期モニタリングデータを公開。福島第一原発事故の際の土壌や作物汚染の対照データとして活用されました...
主要穀類および農耕地土壌の人工放射性核種(90Sr、137Cs) 分析データのインターネット上への公開
要約 日本各地に設けた放射能の定点調査ほ場で栽培された米・麦とその栽培土壌におけるス トロンチウム90(90Sr)とセシウム137(137Cs)の濃度についてデータベースを作成し、 1959年以降...
広帯域顕微分光イメージングによる農産物の内部構造・成分分布の可視化
要約 対象物の内部構造を立体的に可視化する新規の計測システムを開発した。人間の目には見えない農産物・食品の内部構造や成分分布を可視化でき、食品素材の特性把握や、栽培、育種分野等における品質モニタリ...
畑土壌における交換態放射性ストロンチウム減少速度は土壌の陽イオン交換能が支配する
要約 人工放射性核種の長期モニタリングデータを解析し、畑土壌に吸着された放射性ストロンチウムの減少速度を求めました。放射性ストロンチウムは、土壌の陽イオン交換容量の大きい土壌ほど下層土へ溶脱しにくく...
要約 「キタノカオリ」は登熟中期の低温条件により成熟期のα-アミラーゼ活性が高まりやすく、成熟期以降の低アミロ耐性も「ホクシン」より低いことが明らかとなった。 キーワード α-アミラーゼ活性、気象条件、...
地下水中硝酸性窒素削減のための普通畑およびたまねぎ畑における対策
要約 深層土壌の土壌溶液中硝酸性窒素濃度によって、圃場からの硝酸性窒素流出のモニタリングが可能である。硝酸性窒素削減対策として、てんさい茎葉すき込み後のばれいしょ作では土壌硝酸性窒素量に応じた減肥、...
メタン発生の多い水田での畑転換は有効な温室効果ガス発生抑制技術である
要約 水田を転換畑とすることにより,メタン発生は無くなるが,亜酸化窒素発生が増加する。排水不良や遊離酸化鉄含量の低い土壌など,メタン発生量がわが国の平均値より多い水田では,畑転換は有効な温室効果ガス...