高軒高ハウスでの長期どり養液栽培に適した生食用トマト品種候補安濃交9号
要約 トマト安濃交9号は、高軒高ハウスにおける長期どり養液栽培で、一般的な日本の品種と比べて食味が同等で、良果収量が多い、生食用大玉品種である。 キーワード 生食用トマト、高軒高ハウス、養液栽培、長期...
圧力調節灌水器具を利用した日射制御型拍動灌水システムの傾斜農地への適用法
要約 平坦農地用の日射制御型拍動灌水システムに、圧力調節機能と水垂れ防止機能を持つ灌水器具を利用することにより,灌水タンクから灌水場所への水頭落差が5m以上得られる傾斜農地に適用できる。点滴孔あたりの...
要約 茶葉抽出滓類はいずれも硝酸態窒素を取り込み、その量は炭素1g当たり10~12mgとほぼ一定である。窒素含量が多くC/N比が低い煎茶滓等は、ウーロン茶滓に比べて茶滓由来の窒素無機化量が多いため土壌中無機態...
要約 切り枝用ヒペリカムの有望品種として「エクセレントフレアー」、「ピンキーフレアー」および「ミスティックフレアー」を選定した。また、加温促成と無加温促成及びその二度切り栽培の組合せにより、3月から7...
黄色高圧ナトリウムランプによるチャノコカクモンハマキ、チャハマキ、チャノホソガに対する密度抑制効果
要約 黄色高圧ナトリウムランプを夜間点灯することにより、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、チャノホソガ成虫の発生を抑制することができ、チャノコカクモンハマキ幼虫に対して高い密度抑制効果を示す。 キ...
要約 ニガウリ新品種「試交4号」は、露地栽培の作型で収量が5.3t/10aと中長に比べて高い。雌花数が適度で、果皮色は濃緑色である。 キーワード 新品種、雌花数、露地栽培 背景・ねらい 「群星」「汐風」は、雌花...
土着天敵ケナガカブリダニへの薬剤抵抗性と非休眠性の導入と維持
要約 ハダニ類の土着天敵であるケナガカブリダニの薬剤抵抗性系統と非休眠性系統を交雑し、薬剤淘汰と18℃短日条件下での飼育を組み合わせることにより薬剤抵抗性と非休眠性を導入することができる。また、薬剤抵...
土着天敵ケナガカブリダニへの薬剤抵抗性と非休眠性の導入と維持
要約 〔要約〕ハダニ類の土着天敵であるケナガカブリダニの薬剤抵抗性系統と非休眠性系統を交雑し、薬剤淘汰と18℃短日条件下での飼育を組み合わせることにより薬剤抵抗性と非休眠性を導入することができる。また...
要約 欧州より導入したナスの果実が正常に肥大する単為結果性には、不完全優性の1遺伝子が関与する。国内品種にみられる「石ナス果」は、導入品種で発生がなく、着果促進に働く遺伝的特性と判断される。両タイプ...
シンテッポウユリ×スカシユリの切り花用新品種「若狭育成2号」
要約 小球根開花性の品種育成を目標に、1991年に交配を実施し、胚培養によって「若狭育成2号」を育成した。この品種はシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種で、球根養成1年で開花し、年内定植の普通栽培によ...
要約 70kg/cm2の高圧ポンプと特殊ノズルで噴出した人工霧は、直径10ミクロン以下の微細粒子が多い。この霧を夏季の茶園上空に漂わせると、昼間の葉温は低下し、新芽の生育は促進させる。 背景・ねらい 防霜用人工...
ナミヒメハナカメムシとコヒメハナカメムシ雌の生殖休眠を誘導する日長条件
要約 アザミウマ類の天敵であるナミヒメハナカメムシとコヒメハナカメムシの雌の卵巣成熟は幼虫期に日長の影響を受け、14時間以上の日長条件では卵巣が成熟し産卵するが、12時間以下の日長条件では生殖休眠が...